『重症心身障害児の認知発達とその援助』書評


●みんなのねがい(全国障害者問題研究会)1999年12月号 「Book」

 重症心身障害児の認知発達とその援助 片桐和雄・小池敏英・北島義夫 北大路書房 本体二九〇〇円
 本書は,重症心身障害児・者(重障児)の認知発達の特徴と,実践で生じるさまざまな疑問の解決についてまとめたものである。
 具体的には,前半では,行動上はわかりにくい重障児の見えや聞こえの状態,刺激や働きかけの認知を,脳波,眼球運動,心拍反応などを用いて検討した結果について,後半では,著者らが関わってきた10名の事例の指導経過が述べられる。重障児の実践,研究に携わる人に絶好のテキストである。