『ナースをサポートする◆ケアのための心理学』書評


●看護管理1999年vol.9 No.6 6月号 「今月の3冊」

現場の諸問題に役立つ「ナースの薬箱」
ナースをサポートする―ケアのための心理学 上野徳美他著 定価(本体1,800円+税)
 現在,ナースをはじめとする医療従事者を取り巻く環境は,少子化問題,高齢化社会への対応,教育体制の変化,准看護婦制度の見直しなど,大きな変化を迎えようとしている。本書は,現場のナースが「いま悩んでいることは何か」や「何について知りたいか」を実際に調査し,その要望をもとに内容を構成した,実践的な心理学入門書である。具体的には,ケアの実践,職場の人間関係,ストレスなどの悩みについて答え,看護研究についてもふれている。日々の看護業務を遂行する上での手助けに,本書が役立つに違いない。

●ナース専科 1999年7月号 新刊紹介

 “ナースのための薬箱”を意図し,ナースの悩みを解決するために編まれた本。ケア実践から職場の人間関係,研究活動まで,ナースが出合うさまざまな壁やストレス。本書ではそれらの問題を整理したうえで,上手に乗り切っていくための処方箋がわかりやすく提示されている。1テーマが2〜4ページで構成され,どこからでも読みやすい。問題解決のヒントのほか,実践的な心理学入門書としても参考になりそう。