パーソナル・コンストラクトの心理学【第1巻】
 理論とパーソナリティ  もくじ

 緒言
 編集者による導入

第1章 代替解釈
 A 出発点
  1 人を見る視点
  2 どんな種類の宇宙か?
  3 生とは何か?
  4 解釈システム
  5 予測の根拠としてのコンストラクト
 B 哲学的立場
  6 代替解釈についての言明
  7 哲学か心理学か
  8 哲学システムとの関係
  9 心理学の領域
  10 理論の果たす機能
  11 決定論と人間の自由意志
 C パーソナリティの心理学理論の細部のデザイン
  12 理論モデルと利便性の焦点
  13 心理学理論の生産力
  14 検証可能な仮説
  15 妥当性
  16 一般性
  17 操作主義
  18 修正可能性
  19 何が証明されるのか
  20 仮説はどこからやってくるのか?
  21 理論設計における心的エネルギー
  22 人はどちらの道に向かうのか?
  23 理論設計における個別性
  24 研究計画の明確化の要約
第2章 基礎理論
 A 基本的前提
  1 基本的前提(Fundamental Postulate):人の(心的)
    過程は,彼がイベントを予期する方法によって,心理的
    に水路づけられる
  2 用 語
 B 解釈の系
  3 解釈の系(Construction Corollary):人はイベントを,
    その反復を解釈することによって予期する
  4 用 語
  5 解釈の系の数学的意味
 C 個別性の系
  6 個別性の系(Individuality Corollary):イベントの解釈は
    人によって相互に異なる
 D 組織化の系
  7 組織化の系(Organization Corollary):各人は,イベント
    を予期するのに便利なように,コンストラクト間に序列的
    関係をもつ解釈システムを,特徴的に進化させる
  8 用 語
  9 組織化の系のもつ意味
 E 二分法の系
  10 二分法の系(Dichotomy Corollary):人の解釈システム
     は有限数の二分法的コンストラクトで構成されている
  11 用 語
  12 二分法の系の意味連関
 F 選択の系
  13 選択の系(Choice Corollary):人は二分法的コンストラ
     クトの中から,みずからのシステムの拡張と限定の可能性
     をより高めると予期する側の,選択肢をみずから選択する
  14 用 語
  15 選択の系の含意
 G 範囲の系
  16 範囲の系(Range Corollary):コンストラクトは,限ら
     れた範囲のイベントの予期に対してのみ利便性をもつ
  17 範囲の系の含意
 H 経験の系
  18 経験の系(Experience Corollary):人の解釈(コンストラ
     クション)システムは,イベントの反復を連続的に解釈し
     ていく時に変化する
  19 用 語
  20 経験,秩序,時間
  21 経験と学習
 I 調節の系
  22 調節の系(Modulation Corollary):人の解釈システムに
     おける変動は,コンストラクトの浸透性によって制限され,
     その変形はこのコンストラクトの利便性の範囲内に位置する
  23 用 語
 J 断片化の系
  24 断片化の系(Fragmentation Corollary):人は,相互に両
     立しないと推測される多様な解釈サブシステムを連続的に
     採用するかもしれない
  25 一貫性の問題
  26 断片化の系のもつさらなる含意
 K 共通性の系
  27 共通性(Commonality Corollary)の系:ある人が他者の採
     用するのと類似した経験の解釈を採用するかぎり,彼の心的
     過程は他者のそれと類似していることになる
  28 用 語
  29 共通性の系の含意
 L 社会性の系
  30 社会性の系(Sociality Corollary):ある人が他者の解釈過程
     を解釈するかぎり,彼はその他者を含む社会的過程において
     役割を果たしているといいうる
  31 役割の定義
  32 リーダーシップの役割
  33 パーソナル・コンストラクト理論の検証
 M 仮定構造の要約
  34 基本的前提とその系
第3章 パーソナル・コンストラクトの本質
 A コンストラクトの個人的な使用
  1 コンストラクトの基本的な性質
  2 人々は自分の言うことを本気で言っているのか?
  3 パーソナル・コンストラクトの解釈における暗黙のつながり
  4 コンストラクトと予期
  5 コントロールとしてのコンストラクト
  6 人の役割についての個人的解釈
  7 コンストラクトの現実的性質
 B コンストラクトの形式的側面
  8 用語集
  9 象徴表現
  10 コミュニケーション
  11 コンストラクトのスケール
  12 コンストラクトによるスキャニング
  13 コンストラクトの文脈内での個人的安定
  14 コンストラクトの次元
 C 解釈の変化
  15 確 証
  16 新しいコンストラクトの形成に有利な条件
  17 新しいコンストラクトの形成に不利な条件
 D 経験の意味
  18 経験の解釈された性質
  19 経験の解釈
  20 非歴史的アプローチ
  21 パーソナル・コンストラクトの確証としての集団の期待
  22 育ってきた文化の研究を通じた,パーソナル・コンストラク
     トへのアクセスの獲得
第4章 臨床場面
 A 心理学における臨床的方法の特徴
  1 学問領域としての臨床心理学
  2 臨床家と帰無仮説
  3 逐次接近法と臨床法
  4 臨床法と多変量構造
  5 低水準の確率の同時的適用
  6 個性記述的な領域内での概念形成
  7 臨床法の特徴としてのコミュニケーション
  8 臨床家の非言語的および非象徴的コンストラクトへの関心
  9 クライエントが新しいコンストラクトを創造するのを助ける
 B 臨床場面における心理検査
  10 パーソナル・コンストラクトのアクセシビリティ
  11 パーソナル・コンストラクトに対する数タイプのアプローチ
  12 臨床場面におけるテストの機能
  13 テストの臨床的効用の評価
  14 結 論
第5章 レパートリー・テスト
 A レプテストの構造
  1 パーソナル・コンストラクトを引き出すためのインスツル
    メント
  2 人物を指定する手続き
  3 分類の手続き
  4 レプテストの個別実施のための形式
  5 レプテストの集団法
  6 レプテストの根底にある仮定
  7 レプテストの一貫性
 B レプテストのプロトコルの分析法
  8 レプテストの結果の臨床的分析
  9 あるサンプルのプロトコルの表による分析
 C 臨床仮説のチェック
  10 標本のプロトコルの分析から抽出された臨床仮説
  11 治療者によるミルドレッドの記述
  12 結 論
第6章 心理的空間の数学的構造
 A 役割コンストラクト・レパートリー・テストのグリッド法
  1 言葉の向こうを見る
  2 グリッド
  3 仮 定
  4 レプテスト・グリッド法の例示
  5 タイトルと分類の根拠
 B 心理学的空間の要因分析
  6 コンストラクトのタイプ
  7 レプテスト・プロトコルの因子分析
  8 一般化された人物によるプロトコルの分析
  9 自己同一化
  10 性同一性
  11 権威像
 C パーソナリティ理論における一般モデルとしての概念的グ
    リッド
  12 人とは何か?
  13 概念グリッド
  14 概念化の数学
  15 何が類似性の程度を構成するのか?
  16 転移関係の研究
  17 逆転した人物の研究
  18 指定されたコンストラクトの研究
  19 般化の研究
  20 状況と人物との関係
  21 利便性の範囲を含む問題
  22 グループ因子
第7章 自己特徴づけの分析
 A アプローチ
  1 基本的前提の関連事項の追求
  2 信じるアプローチの応用としての自己特徴づけ
  3 自己特徴づけの例
  4 自己特徴づけの分析における技法
  5 このプロトコルによって思い起こされる文脈的領域の分析
  6 テーマ分析
  7 次元分析
  8 パーソナル・コンストラクトの専門的包摂
 B 自己特徴づけの1次的解析の説明
  9 ロナルド・バレットは何を言おうとしているのか?
第8章 修正役割療法
 A 自己の再構築
  1 自己特徴づけに基づく治療的アプローチの発展
  2 修正役割のスケッチを描く
  3 説明のための修正役割スケッチ
  4 修正役割についての臨床家の見解
  5 修正役割の導入
  6 リハーサルの順序
 B 修正役割療法の使用
  7 修正役割療法についての治療者の説明からの抜粋 
  8 修正役割療法で求められる臨床的スキル
  9 修正役割療法の進歩の評価
  10 新しい行動による評価
  11 危 険
  12 ただ演じるだけ
  13 自発的描写
  14 自己内よりもむしろ状況内の変化の知覚
  15 付加的なネガティブ・サイン
  16 進歩のエビデンス
  17 修正役割療法の適応症
 C 集団修正役割療法
  18 集団修正役割療法での準備的探索
  19 修正役割スケッチ
  20 参加者の反応
  21 結 論
第9章 診断の次元
 A デザインの細部
  1 導 入
  2 心理的コンストラクトをデザインする際の問題
  3 心理学的コンストラクトを目指した10のデザインの明細
 B 潜在的解釈
  4 前言語的コンストラクト
  5 無意識
  6 沈 潜
  7 宙づり
  8 認知的気づきのレベル
 C 解釈の内容
  9 膨張と収縮
  10 包括的コンストラクトと偶発的コンストラクト
  11 上位コンストラクトと下位コンストラクト
  12 統治性
  13 中核コンストラクトと周辺コンストラクト
  14 緊縮したコンストラクトと弛緩したコンストラクト
第10章 移行の次元
 A 除去と関連しているコンストラクト
  1 パーソナル・コンストラクトと人生の推移
  2 脅 威
  3 恐 怖
  4 不 安
  5 罪悪感
  6 攻撃性
  7 敵 意
 B 解釈のサイクル
  8 典型的な解釈の交代
  9 C-P-Cサイクル
  10 コントロールについてのさらなる考察
  11 衝動性
  12 創造性サイクル
  13 結 論
 C 診断コンストラクトの用語集
  14 一般的診断コンストラクト
  15 移行に関係するコンストラクト

 引用文献
 人名索引
 事項索引
 訳者あとがき