意識 難問ににじり寄る
もくじ

序文


第1章 意識の問題へのスタンス

第2章 意識の錯覚物語
1 意識はあまりにも遅れてやってくる
2 世界は頭の中にある
3 視覚:知覚 対 行為
4 意志という錯覚
結論

第3章 科学と意識が出会う場所
1 生物学における科学的還元
2 意識は神経科学にどれくらいうまく適合するか?

第4章 志向性
1 結合問題
2 サールのモデル
3 意識経験の志向性
4 無意識的志向性?
5 カテゴリー的表象に対するハルナッドのモデル
6 志向性を生物学に適合させる
結論

第5章 現実と錯覚
1 外的世界の非現実性
2 錯覚のパラドックス
  
第6章 クオリアに入っていく
1 動物における意識
2 随伴現象説
  
第7章 意識の生存価?
1 遅延性エラー検出
2 コンパレータ・システム
3 意識的知覚の本質
4 色覚の進化
結論

第8章 ハード・プロブレムに這い登る
1 前提仮説
2 遅延性エラー検出 対 変化盲
3 知覚の本質
4 エラーを修正する
結論

第9章 随伴現象説再訪
1 因果性と意識
2 言語,科学,美学
3 意識にとっての進行中の因果的効力?
4 意識の進化と個体発生
結論

第10章 機能主義を吟味する
1 除外したもの
2 意識のあるコンピュータ?
3 意識のあるロボット?
4 機能主義
5 共感覚に関する実験
6 機能 対 組織
7 共感覚が機能主義に対してもつ意味
8 異質色彩効果
結論

第11章 デカルトの劇場からグローバル・ワークスペースへ
1 デカルトの劇場は存在するのか?
2 平等主義的な脳?
3 実行機能
4 グローバル・ワークスペース
結論

第12章 グローバルなニューロンのワークスペース
1 共通のコミュニケーション・プロトコル
2 いくつかのニューロンの細目
結論

第13章 意識と相関する神経活動部位
1 V1の活動と視覚的気づき
2 前頭結合部

第14章 ボトム‐アップ 対 トップ‐ダウン処理
1 ボトム‐アップとトップ‐ダウンの組み合わせ
2 海馬
3 海馬の機能と意識

第15章 自己中心的空間と頭頂葉
1 空間無視
2 バリント症候群
3 空間の接合
4 真実の知覚におけるV1の役割
5 スライスした脳に意識はあるのか?

第16章 物理学をまじめに取り上げる
1 ゲシュタルトの原理
2 ペンローズ‐ハメロフ理論
3 量子の計算
4 量子波動関数の客観的収縮
5 量子脳の内部に降りていく
6 精神物理的同型性
7 クオリアはどこから?
結論

第17章 自己の意識:視点
1 視点
2 所属

第18章 身体感覚
1 志向性再訪 
2 脳幹からのアプローチ
3 情動
4 エラーの信号?
5 中核意識?
6 進化のシナリオ

第19章 責任
1 エージェンシーの感覚
2 責任の概念

第20章 総括
1 問題:クオリアとただのクオリア
2 還元
3 意識経験の機能
4 脳はどこでクオリアを創造するのか?
5 量子力学に入る
終わりの言葉

文献
索引
訳者あとがき