シリーズ21世紀の社会心理学 別巻
 社会心理学研究の新展開
 社会に生きる人々の心理と行動
もくじ

 序章 社会心理学の理論の在り方と本書の構成
  1 はじめに
  2 社会心理学の対象と抽象化
  3 社会心理学の理論枠組みと研究対象の複雑性
  4 本書の目標と構成

第1部 対人的自己から対人関係の構築へ

 1章 自己呈示と対人関係:「自己と対人関係の社会心理学」
    の視角から
  1 はじめに
  2 「自己と対人関係の社会心理学」における自己呈示
  3 自己呈示研究の動向
  4 自己呈示と対人関係
  5 自己呈示研究の今後

 2章 場を活性化する:対人コミュニケーションの社会心理学
  1はじめに
  2 コミュニケーションのチャネル
  3 コミュニケーション場の活性化
  4 場の活性化を促す心理的要因
  5 アンビエント情報環境に組み込まれる人と装置
  6 二者および三者以上による相互作用場面におけるコミュニ
    ケーションの特徴
  7 二者の場から三者の場へ
  8 多人数相互作用場面における場の活性化
     ――6人によるコミュニケーション場
  9 まとめ

 3章 インターネット行動研究の新展開:情報行動の社会心理学
  1 はじめに――「ゼロ年代」以降の情報行動研究の展開
  2 ゼロ年代前史――メディアの特性をめぐって
  3 対人関係と社会関係資本に対する影響
  4 ソーシャルメディア研究と自己
  5 マスメディアとしてのインターネット
     ――選択的接触とマイクロブログ
  6 おわりに

 4章 装い行動の心理を探る:被服行動の社会心理学
  1 はじめに
     ――装いの動機,意味,形態,および社会・心理的機能
  2 装いの社会心理学――被服行動研究の意味と重要性
  3 装いの2つのパワー――内的パワーと外的パワー
  4 装いの内的パワー――被服による自己拡張をめぐって
  5 装いの外的パワ
     ー――被服による他者との関わりをめぐって
  6 装い行動研究の動向と今後の展望

 5章 対人関係の有無は人に何をもたらすのか:「ソーシャル・
    サポートと排斥の社会心理学」の視角から
  1 はじめに
  2 ソーシャル・サポート研究の動向
  3 社会的痛み研究の動向
  4 社会的痛みへの対処
  5 社会的痛み研究の展望

第2部 社会的ダイナミズム:社会的活動,組織化

 6章 消費場の意思決定過程の基礎的研究:消費者行動の社会
    心理学
  1 はじめに
  2 消費者の意思決定研究の意義とその理論枠組み
  3 消費者の意思決定の理論的枠組み
  4 消費者の意思決定理論としてのプロスペクト理論とその
    関連研究
  5 状況依存的焦点モデルと関連理論
  6 消費者の状況依存的焦点化の機序
  7 結論

 7章 子どもと高齢者のリスクテイキング行動:交通行動の社会
    心理学
  1 はじめに
  2 「交通行動の社会心理学」におけるリスクテイキング行動
  3 リスクテイキング行動研究の動向
  4 リスクテイキング行動の概略と研究の流れ
  5 リスクテイキング行動研究の今後の展望

 8章 集団間葛藤研究の新展開:葛藤と紛争の社会心理学
  1 はじめに
  2 集団間接触仮説の可能性
  3 集団間葛藤解決の内的障壁――認知的バイアス
  4 アタッチメントと集団間葛藤
  5 結語

 9章 学際的な学問の限界と可能性:「組織の社会心理学」の
    視角から
  1 はじめに
  2 「組織の社会心理学」――その学会的,学界的位置づけ
  3 私にとっての「組織の社会心理学」
  4 回顧的に,理論的アプローチはどのようにして成り立つ
    のか
  5 今後の展望
  6 私の場合,言い訳も含めて

 10章 ネットワーク・価値・政治参加:政治行動の社会心理学
  1 はじめに
  2 「政治行動の社会心理学」におけるネットワーク・価値・
    政治加
  3 ネットワーク・価値・政治参加研究の動向
  4 政治行動における異質な他者・異質な文化
  5 ネットワーク・価値・政治参加研究の今後の展望

第3部 持続的な社会を求めて:環境・文化

 11章 社会的迷惑行為:迷惑行為の社会心理学
  1 はじめに
  2 社会的迷惑行為研究の意義
  3 社会的迷惑行為研究の拡がり
  4 社会的迷惑研究の展望

 12章 文化と認知研究の新展開:「文化行動の社会心理学」の
    視角から
  1 はじめに
  2 文化心理学の学問的背景
  3 「分析的認知傾向」と「包括的認知傾向」
  4 文化と注意
  5 文化と表情認知
  6 文化的産物(カルチュラル・プロダクツ)
  7 今後の展開――発達科学と神経科学から