エビデンスベイスト精神力動的心理療法
ハンドブック
 科学と臨床実践をつなぐ試み
 もくじ

発刊に寄せて
序文
謝辞


Part T さまざまな精神疾患に対する
     効果性研究と実用性研究

第1章 精神力動的心理療法:効果性研究と
    実用性研究の文献レビュー
 1.はじめに
 2.エビデンスに基づいた医療と実証的に
   支持された治療
 3.特定の精神疾患に対する精神力動的
   心理療法のエビデンス
 4.方法
 5.臨床家に参考となる疾患固有の精神力動的
   心理療法マニュアル
 6.結果
 7.特定の精神疾患に対する精神力動的心理
   療法の効果に関するエビデンス
 8.大うつ病
 9.うつ病性障害に対するSTPPと薬物療法の併用
 10.病的悲嘆
 11.不安障害
 12.不安障害に対する精神薬理学的薬物療法が
    併用された場合のSTPP
 13.外傷後ストレス障害
 14.身体表現性障害
 15.神経性大食症
 16.神経性無食欲症
 17.境界性パーソナリティ障害
 18.C群パーソナリティ障害
 19.回避性パーソナリティ障害
 20.物質関連障害
 21.複雑な精神障害をもつ患者に
    対する精神分析療法の実用性:
    実地研究によるエビデンス
 22.精神力動的治療の効果量
 23.長期力動的治療の準実験研究:
    統制群に対する優位性
 24.プロセスと治療成果の関連性:
    変化のメカニズム
 25.考察

第2章 パニック障害の精神力動的治療:臨床と研究評価
 1.はじめに
 2.パニック障害における精神力動的概念
 3.パニック障害に対する精神力動的見立て
 4.パニック焦点型精神力動的心理療法
 5.治療適用
 6.患者への導入
 7.転移
 8.徹底操作と終結期
 9.パニック障害に対する精神力動的治療の研究
 10.結論

第3章 パニック障害に対する実地治療:感情焦点
    プロセスの重要性
 1.はじめに
 2.方法
 3.結果
 4.知見の考察と臨床的意味
 5.結論と今後の方向性

第4章 摂食障害の精神力動的心理療法に対する
    実証的裏づけ
 1.はじめに:摂食障害に対する精神力動的
   心理療法
 2.考察

第5章 境界性パーソナリティ障害に対する
    転移焦点型心理療法と他の精神力動的
    心理療法に関するエビデンス(科学的根拠)
 1.境界性パーソナリティ障害に対する精神力
   動的心理療法
 2.転移焦点型心理療法のケース研究
 3.結論

第6章 防衛機制評価尺度を用いて心理療法に
    おける防衛機能の変化について研究する:
    4つの仮説と4つのケース
 1.防衛とは何か?
 2.防衛の階層
 3.DMRSの量的評価法
 4.心理療法と長期変化に関する仮説
 5.ケース紹介
 6.考察
 7.将来的な方向性
 8.結論


Part U 心理療法のプロセスを測定する実証的心理尺度

第7章 精神力動的心理療法のプロセス測定尺度
 1.プロセス測定尺度
 2.近年開発された治療プロセス測定尺度
 3.結論

第8章 逆転移とパーソナリティ病理:逆転移尺度の
    作成と臨床適用
 1.逆転移
 2.データ収集:実践研究ネットワーク法
 3.逆転移質問票:その作成と因子構造
 4.逆転移とパーソナリティ病理
 5.自己愛患者に対する典型的な逆転移反応
 6.考察


Part V 精神力動的心理療法の理論,方法,プロセス

第9章 治療同盟,交渉,決裂の修復
 1.はじめに
 2.心理療法研究の概観
 3.治療同盟の理論と実証研究
 4.治療同盟における決裂とその修復
 5.決裂の直視における解決プロセスの臨床事例
 6.同盟の再概念化
 7.要約と結論

第10章 精神力動的心理療法における情動焦点型
     技法について
 1.はじめに
 2.理論
 3.精神力動的心理療法における情動焦点型技法の
   有効性に関する研究
 4.臨床的意義
 5.結論

第11章 情動焦点型短期力動的治療:実証的に
    支持された感情恐怖に対する解決方略
 1.はじめに
 2.短期力動的心理療法における感情への注目
 3.「感情恐怖」概念の歴史的起源
 4.感情恐怖の精神力動的起源
 5.感情恐怖の学習理論的起源
 6.心理療法における感情の研究
 7.活性的な感情群と抑制的な感情群
 8.感情恐怖治療における主要な目的
 9.感情恐怖研究で使用される方法と手続き
 10.STDPの治療成果研究
 11.STDPのプロセス研究
 12.実践と研究における今後の方向性
 13.感情恐怖の解決の目的と介入をケースに
    基づいて素描する
 14.結論

第12章 うつ病外来患者治療における治療成果の
     持続に寄与する要因
 1.方法
 2.結果


PartW 精神力動論と心理療法の神経生理学的基礎

第13章 精神力動的な概念と治療の神経学的モデル:
     精神力動的心理療法への影響
 1.はじめに
 2.精神力動的構成概念の実験方法とエビデンス
 3.脳イメージング時代の心理療法

14章 精神力動的心理療法研究における生理的モニタリング
  1.はじめに
  2.心理療法研究における精神生理学
  3.現代的観点,今後の方向性,そして結論

  文献
  索引
  読者諸氏へ