日韓 傷ついた関係の修復
 円卓シネマが紡ぎだす新しい対話の世界2
 もくじ

まえがき
韓国語版編者(予定)からのメッセージ
参加者紹介
参加者の出身地

第T部 感想文 私たちは映画をどう見たか
 韓国映画『風の丘を越えて―西便制―』を語り合う
  映画紹介・ポイント整理
  参加者の感想 
    姉が得たものはいったいなんだったのだろう?
    娘に自分の夢をおしつける父親
    パンソリの「家族」
    究極の愛の形と「恨(ハン)」
    胸を締めつけられる何かを感じさせる「恨(ハン)」
    「恨(ハン)」という命のかたち
    西便制における「恨(ハン)」の情緒について
    「恨(ハン)」の芸術により昇華された家族の話
  まとめ
    「恨(ハン)」について
 日本映画『東京物語』を語り合う
  映画紹介・ポイント整理
  参加者の感想
    真摯な人間関係の探求――愛のある人間関係をさがして
    そのような変化にも閉じることのない人間の希望
    人間関係の変化と普遍性
    「私たちの話」としての『東京物語』
    理想「互いに心地良い関係」を求めて
    「家族」から人間を見つめて
    『東京物語』に描かれる人間関係について
    日本の静と動,そして韓国との関係
  まとめ
    対話と内省から見えてくるもの
 日韓共同製作ドキュメンタリー『あんにょん・サヨナラ』を語り合う
  映画紹介・ポイント整理
  参加者の感想
    真実に向き合う冷めることのない熱意を
    もがき続けられる,という希望について
    政治的で歴史的であることが,いつも答えではないでしょう
    一緒に歩き続けること
    被害者−加害者を考える
    回復への絆を結ぶもの
    生産的で創造的な関係回復に向けて
    「良心的日本人」とは?
    『あんにょん・サヨナラ』について
  まとめ
    「人間の尊厳」からの再出発

第U部 論考 映画の感想をどう見るか
 韓日両国における平和教育の意味
――「同じ」という観点を手がかりに
 語り合いの持続に向けて
 容易ではないが行かなければならないその道
 共に生きていくということ
 『風の丘を越えて―西便制―』と『東京物語』を同時に観て
 「恨」と「遠慮」――私たちは傷ついた心にどう向き合うか

第V部 座談会 違いを受け止め傷に向き合うには
 傷ついた関係の修復へ

 違うからこそつながる,ということ――あとがきにかえて