学習の問題への認知的アプローチ
 PASS理論による学習メカニズムの理解
 もくじ

序文  
第1章 本書について  
 第1節 学習問題および学習障害  
 第2節 認知心理学および教育  
 第3節 理論的アプローチ  
  1.知能  
  2.脳  
  3.感情と動機づけの問題  
 第4節 本書について  
  1.あらまし  
  2.囲みと事例  
  3.文献についての注釈  
  4.要件形式およびまじめさの覚書
 第5節 本書の学び方  
 第6節 要約  

第T部 子どもの学習上の問題への序論

第2章 歴史概観  
 第1節 知覚障害と知覚運動発達  
  1.クルト・ゴールドシュタイン  
  2.アルフレッド・シュトラウスとハインツ・ウェルナー
  3.ローラ・レーチネン
  4.ウィリアム・クリュックシャンク
  5.ニューエル・ケファート
  6.マリアン・フロスティグ
  7.知覚−運動訓練は効果があったのか。
 第2節 言語障害
  1.サムエル・オートン
  2.ヘルマー・マイクロバスト
  3.サミュエル・カーク
  4.心理言語訓練は効果があったか
 第3節 行動主義的アプローチ  
 第4節 最近の展開  
第3章 回想される論点  
 第1節 定義  
  1.脳損傷の段階  
  2.微細脳機能障害の段階  
  3.学習障害の段階  
 第2節 学習に問題をもつ子どもの特徴  
 第3節 発見  
  1.不一致  
 第4節 学習問題の原因  
  1.生物学的要因  
  2.環境因子  
  3.心理学的要因  
  4.学習問題の要因:要約  
 第5節 有病率  
 第6節 要約  
第U部 統合された理論的枠組み
第4章 脳が行なうこと――情報の処理――  
 第1節 行動主義者の心理学  
 第2節 認知革命  
 第3節 学習問題に関連して  
 第4節 情報処理における基礎的な見解  
  1.まとめ  
 第5節 要約  
第5章 PASS――情報処理の概念――  
 第1節 脳  
  1.学習問題児は脳を損傷しているのか  
 第2節 PASS  
  1.理論の起源  
  2.理論が物語るもの  
  3.注意および覚醒システム  
  4.同時処理および継次処理  
  5.プランニングシステム  
 第3節 知能と学業の関係  
 要約  
第6章 教室での注意問題の状況  
 第1節 注意とは何か  
 第2節 学習問題児の注意  
  1.選択的注意  
  2.持続可能な注意  
 第3節 3つの問題タイプ  
  1.タイプT:情緒問題  
  2.タイプU:学習問題  
  3.タイプV:注意欠陥の問題  
 第4節 注意の問題とPASS  
 第5節 要約  
第7章 読み  
 第1節 読みへのアプローチ  
  1.書字言語の形態  
  2.読みの指導法  
 第2節 どのようにして上手に読み,そして読みに失敗するか
  1.8つの段階の概観  
  2.段階間の調整  
  3.どのように読みを誤るのか  
 第3節 どのように読み方は発達するか  
  1.全体的な相  
  2.分析相  
  3.統合相  
 第4節 要約  
第8章 つづり  
 第1節 つづりへのアプローチ  
 第2節 どのようにつづるか  
  1.音声語および視覚語  
 第3節 2つのつづり方略  
 第4節 つづりの問題の原因  
 第5節 要約  
第9章 算数および数学  
 第1節 算数および数学  
 第2節 算数  
  1.算数の学習問題  
 第3節 数学  
  1.数学および問題解決  
  2.上手な数学の学び方  
  3.問題解決において起こりうる難問  
 第4節 要約  
第10章 学習問題に対する感情的影響  
 第1節 子ども  
  1.学習性無力感  
 第2節 学校という場面  
  1.教師‐児童関係  
  2.仲間‐児童関係  
 第3節 家庭という場面  
 第4節 教室場面への示唆  
 第5節 要約  
第V部 学習上の問題に対する診断および治療教育
第11章 注意と覚醒  
 第1節 注意と覚醒の起源  
  1.逆U字カーブ  
  2.覚醒のメカニズム  
 第2節 注意がかかわる学習上の問題  
  1.多動性  
  2.テスト不安  
  3.寡動性  
 第3節 注意と覚醒の観察と評価  
  1.注意欠陥・注意欠如:行動指標  
  2.注意欠陥・注意欠如:評定尺度  
  3.テスト不安:評定尺度  
 第4節 注意の問題に対処する  
  1.注意欠陥・注意欠如への対応  
  2.テスト不安への対応  
  3.寡動への対応  
 第5節 要約  
第12章 継次処理  
 第1節 認知における継次処理  
 第2節 継次処理の問題  
  1.継次処理の問題の例  
 第3節 継次処理の観察と評価  
  1.全般的な評価  
  2.読みにおける継次処理の評価  
  3.つづりにおける継次処理の評価  
  4.算数と数学における継次処理の評価  
 第4節 継次処理スキルの改善  
  1.内容の熟知度  
  2.系列記憶と方略  
 第5節 要約  
第13章 同時処理  
 第1節 認知における同時処理  
  1.空間能力とイメージ  
  2.意味的処理  
  3.論理的思考,推論  
 第2節 同時処理の問題の例  
  1.単語を同定する段階での問題  
  2.単語の意味をとる段階での問題  
  3.文章理解の段階での問題  
  4.段落理解の段階での問題  
  5.つづりの問題  
  6.計算操作における問題  
  7.数学における問題  
 第3節 同時処理における問題の観察とそのアセスメント
  1.全般的な評価  
  2.読みにおける同時処理  
  3.つづりにおける同時処理  
  4.算数における同時処理  
 第4節 同時処理の改善  
  1.刺激単位の熟知  
  2.表象の構築  
  3.関連づけ  
 第5節 要約  
第14章 プランニングと方略  
 第1節 プランニングが意味するもの  
 第2節 プランニングの概念と学習上の問題  
  1.選択的注意  
  2.方略  
  3.メタ認知  
 第3節 プランニングにおける学習の困難  
  1.単語同定の方略の柔軟な利用  
  2.読みの目的  
  3.つづりの方略  
  4.立式を単純化すること  
  5.文章題の他の解法  
 第4節 プランニングの問題の観察と評価  
  1.全般的な指標  
  2.学業領域の評価  
 第5節 プランニングスキルの向上  
  1.選択的注意  
  2.方略  
  3.メタ認知  
 第6節 要約  
第W部 結論
第15章 回顧と展望  
 第1節 学習問題に対するアプローチ  
 第2節 今後の展望  
  1.援助がなされないならば  
  2.援助がなされるならば  
  3.学習問題に関する分野の将来像  
 第3節 要約  

引用文献  
人名索引  
事項索引  
訳者あとがき