性犯罪の行動科学
 発生と再発の抑止に向けた
 学際的アプローチ
もくじ

序 章 性犯罪とは
  1 はじめに
  2 定義
  3 本書の内容
  4 研究の緒につく 
第1章 性犯罪研究の現状と問題点
  1 はじめに
  2 性犯罪に関する研究の推移
  3 性犯罪研究
  4 司法機関の研究者による研究
  5 暗数
  6 大学の研究者による研究:一般人を
    対象とした研究
  7 性犯罪研究の実施上の問題点
第2章 性犯罪にかかわる要因
 第1節 生物学的要因
  1 究極要因
    (進化心理学・進化生物学的アプローチ)
  2 至近要因(行動神経内分泌学的アプローチ)
 第2節 個人要因
  1 はじめに
  2 性的欲求
  3 パーソナリティ特性
  4 認知の歪み・レイプ神話
  5 多因子によるモデル
  6 個人要因と性暴力加害の因果モデル
 第3節 状況要因・環境要因
  1 はじめに
  2 性犯罪が発生しやすい場所と時間
  3 集団強姦(輪姦)が発生する状況要因
  4 ポルノグラフィーの影響
  5 飲酒の影響
  6 セクシュアルハラスメントにかかわる組織風土
第3章 性犯罪の被害者
 第1節 被害の現状とその特徴
  1 司法統計からみた性犯罪被害の実態
  2 性犯罪被害調査
  3 心理的ダメージ
  4 被害調査の意義
  5 通報をためらわせる要因
  6 抵抗と被害の関係
  7 子どもが受ける性的虐待
  8 性的虐待を受けている子どもの識別
  9 セクシュアルハラスメントによる被害
  10 虚偽通報
 第2節 被害に遭ったら
  1 刑事手続の概要
  2 警察の取り組み
  3 検察庁の取り組み
  4 裁判所(公判段階)の支援制度
  5 民間被害者支援団体の取り組み
 第3節 被害者の治療
  1 はじめに
  2 PTSDをどのように理解するか
  3 認知行動療法によるPTSDの治療技法
  4 事例:レイプによるPTSDに対するPE治療
第4章 性犯罪の加害者
 第1節 加害者の特徴
  1 性犯罪の発生状況
  2 犯罪者の分類
  3 性犯罪者の特徴
  4 性犯罪者の常習性
 第2節 加害者の再犯抑止:アセスメントと
     介入の枠組み
  1 はじめに
  2 性加害者のアセスメント
  3 性加害者に対する介入
  4 日本における性犯罪者処遇
  5 まとめ
 第3節 加害者への認知行動療法
  1 性犯罪者処遇プログラムと認知行動療法
  2 心理療法における認知行動療法の位置づけ
  3 認知行動療法の特徴と犯罪処遇への応用
  4 認知行動療法で用いられる諸技法
  5 性犯罪者処遇プログラムの実践に向けて
  6 今後の課題
 第4節 医学的治療
  1 はじめに
  2 薬剤と機序
  3 性犯罪者に対する薬物療法の成績
  4 アメリカ合衆国における性犯罪者に
    対する去勢の実際
  5 最後に
第5章 性犯罪の発生と再発の抑止に向けて
 第1節 研究成果の応用
     (地域防犯,教育場面への応用)
  1 防犯への応用
  2 教育場面への応用
 第2節 座談会:「まとめと展望」に代えて
  1 研究のスタート
  2 性犯罪の定義
  3 生物学的要因
  4 状況要因と環境要因
  5 ポルノグラフィとセクシュアルハラスメント
    に関する問題
  6 被害者支援
  7 加害者の処遇
  8 多様なアプローチ
  9 今後の進展

トピックス
 1 キンゼイ研究所
 2 性に関連した団体
 3 ナンパされやすい人
 4 2つの性の発達段階説
 5 性的欲求を測る
 6 のぞきと性的盗撮の心理
 7 色情盗
 8 露出症
 9 男性の被害
 10 痴漢と女性の服装
 11 二次受傷
 12 婦人科の診察室から
 13 電話相談における性の悩みと子どもの犯罪被害
 14 性的殺人
 15 犯罪者プロファイリング
 16 児童ポルノ
 17 発達障がいと性犯罪
 18 フェティシズム
 19 愛と性:ストーカー犯罪
 20 売春,女子性非行