愛の心理学  もくじ

訳者まえがき
原著者まえがき

1章 序論
 1 パートT:生物学的理論
 2 パートU:愛の分類学
 3 パートV:愛の暗黙理論
 4 パートW:愛の文化的理論
 5 結論

パートT:生物学的理論
2章 愛についてのダイナミックな進化論的な見方
 1 本能,心のモジュール,および領域特定性
  1.モジュール方式という現在の見方
  2.社会生活の領域
 2 愛は社会領域のどこにはまるのか?
    ひと揃いの意思決定バイアスとしての愛
    愛と対人ダイナミックス
    社会的ダイナミックスと文化的規範
 3 結論
3章 ロマンティック関係への行動システム・アプ
   ローチ:愛着,世話,および性

 1 愛着としての愛
 2 愛着,世話,および性行動システムの動作パラメータ
  1.愛着行動システム
 3 世話行動システム
 4 性行動システム
 5 測定の問題
 6 ロマンティック関係内の愛着,世話,および性
 7 愛着,世話,および性システム間の相互影響
    愛着と世話
    愛着と性
 8 相互依存関係についての行動システム的な見方
 9 結論
4章 愛の進化論
 1 愛の普遍性
 2 愛という心理的デザインの性差
    コミットメント装置としての愛
    愛の園に潜む裏切り者
 3 危険な情熱
 4 愛が終止符を打つとき
 5 結論
5章 愛する動因:連れ合い選択への神経メカニズム]
 1 性欲,魅力,愛着:愛のための3つの脳システム
 2 ロマンティックな愛のfMRI研究
 3 愛する動因
 4 ロマンティックな愛の進化:「配偶選択」のための
   脳ネットワーク
 5 ロマンティックな愛拒絶についての生物学
 6 抗議:ロマンティックな愛拒絶後の最初の段階
 7 あきらめ/絶望:ロマンティックな愛拒絶後の
   第2段階
 8 ロマンティックな愛:脳システムの組み合わせ
 9 愛は続くのか?
 10 ロマンティックな愛:中毒(耽溺)か?
 11 個々人の多様なロマンティックな愛
 12 情欲,ロマンス,および愛着:相互作用
 13 連続単婚と不貞の生物学的土台
 14 変わりやすいがいつまでも続く愛の性質
6章 愛着と絆形成の生物行動モデル
 1 哺乳類の絆形成行動と絆維持行動
    親としての世話
    母親としての行動
    哺乳類間の差異
 2 哺乳類の絆形成についての生物学
    脳回路とホルモンの影響
    遺伝的決定因と初期環境の影響
 3 人類における初期経験,リスク,および回復力
 4 初期の介入が親としての敏感さと子どもの安定型
   愛着を高める
 5 結論
  
パートU:愛の分類学
7章 ラヴ・スタイル類型論
 1 愛をラヴ・スタイルとして定義すること
 2 愛の理論としてのラヴ・スタイル
    ラヴ・スタイル理論の概念を作りあげる
    ラヴ・スタイルを測定する
    愛態度尺度が測定するもの
 3 ラヴ・スタイルを用いた研究
    ラヴ・スタイルと恋に落ちること
    ラヴ・スタイルを用いた研究:個人内要因・
    対人要因・社会構造的要因
    個人:ラヴ・スタイルとパーソナリティ
    対人的要因:ラヴ・スタイルとセクシャリティ
    社会構造的要因:ラヴ・スタイルとデモグラ
    フィック特徴
    愛と満足感
    尊敬と愛と対人関係
    愛着理論の観点に立つラヴ・スタイルの批評
 4 ラヴ・スタイルと他の愛の理論それぞれとの関係
    理論の比較
    愛の測定尺度の比較
 5 ラヴ・スタイルと現実の世界:理論から実践へ
8章 「愛」の意味を求めて
 1 愛の概念を作ることの問題
 2 愛というものについてのさまざまな分類論
 3 愛(単数形もしくは複数形)についての複数の理論
 4 複数の愛についての1つの分類論
    愛着の愛
    慈愛
    友愛/好意
    ロマンティックな愛
    ロマンティックな愛の研究における欲情の問題
 5 まとめ
9章 愛の複式理論
 1 構造の下位理論:愛の三角理論
    愛の3要素
    愛の種類
    愛の三角形の幾何学
    愛の三角形のさまざま
    データ
 2 発達の下位理論:物語的観点による愛の理論
    物語の種類
    物語の側面
    データ
 3 結語
第10章 共同関係的な応答性のやりとりという愛
 1 共同関係的な応答性とは何か
 2 愛が共同関係的な応答性というかたちで対人
   関係を特徴づけているかどうか,どうすれば
   わかるのか
 3 質の高い愛の関係を特徴づけるのはどのよう
   対人関係過程なのか
 4 応答性がそれほどまでに重要なのはなぜか
 5 無条件の応答性の重要性
    応答性を無条件に受容すること
    同じコインの反対側:応答性を誘い出す
 6 どれくらいの応答性が必須なのか:どれくらい
   の欲求が明らかにされるべきなのか

 7 確実性の重要さ
 8 自分の共同関係的な階層制に自己を位置づけること
 9 さまざまなレヴェルの共同関係的な対人関係の数
    何が理想で何が現実か
 10 相手が共同関係的な応答性をもっているであろうと
    知覚する傾向に個人差があることの重要性
 11 共同関係的な応答性を促進するものは何か
    信頼こそが中心である
 12 1人の人物がもつ共同関係的な対人関係のより広い
    ネットワークの性質
 13 対人関係や愛を高めるどのような過程が信頼によっ
    て生み出されるのか
 14 信頼の欠如によって共同関係的な応答性はどれくら
    い悪くなるのか
 15 要約と結語
  
パートV:愛の暗黙理論
11章 愛の研究へのプロトタイプ・アプローチ
 1 愛とは何か?
    専門家の答
    一般の人々の答
 2 愛という概念の文化差および個人差
    愛という概念の文化差/類似性
    愛のプロトタイプの個人差
 3 愛についての素人の概念の研究と関連する他のアプローチ
 4 プロトタイプに基づいた愛の測定
 5 愛のプロトタイプの関係意味
 6 プロトタイプ・アプローチの長所と短所
    プロトタイプ分析は我々に何をもたらしてくれるのか?
    プロトタイプ・アプローチの限界
  
パートW:愛の文化的理論  
第12章 進化論的および異文化比較的観点からみた愛:ジェン
     ダー,パーソナリティ,および地域環境がロマン
     ティックな関係における情緒的投資に及ぼす影響
 1 愛における個人差
 2 愛における文化差
 3 愛における性差
 4 国際セクシャリティ記述研究プロジェクト
    ISDP参加国を通じた愛におけるパーソナリティの差
    ISDP参加国を通じた愛の文化差
    ISDP参加国を通じた愛の性差
 5 性,パーソナリティおよび文化と愛との関係に関する結論
第13章 熱愛:異文化比較および進化論的な見方
 1 熱愛と性的欲望に影響する文化的要因
    文化と愛の意味
    人類学的観点
    文化的観点
    本節の終わりに
 2 性嫌悪の発達:血縁感知と嫌悪の情動
    淘汰圧と近親交配回避システムの進化
    近親交配の低下の効果
 3 近親相姦回避のメカニズムの構成要素
    血縁感知のためのシステム
    性嫌悪を導く認知的プログラム:嫌悪の情動
    結語として
第14章 個人主義,集団主義,および愛の心理学
 1 個人主義と愛
 2 集団主義と愛
 3 文化的文脈と愛の心理学
  
15章 結び:愛の理論のそれぞれの特質と相互関係
 1 さまざまな愛のスタイルの統合
    生物学的理論に基づく観点
    愛の分類学
    プロトタイプ分析とさまざまな種類の愛
    これらさまざまな種類の愛の分類は何の役に立つのか?
 2 文脈,パーソナリティ,および時間の影響
    愛に及ぼす文化の影響
 3 目的を達成するためのメカニズム
 4 今後の研究

引用文献
邦訳文献
人名索引
事項索引
あとがきに代えて