プロジェクト型保育の実践研究 もくじ

はじめに

■第1部 改革を進める幼児教育実践への挑戦
      −プロジェクト型保育の展開−
第1章 転換期にある日本の乳幼児教育
 第1節 日本の幼児教育実践の現状
  1 子どもの育ちが危うい
  2 幼児教育への多様な期待
 第2節 これからの保育のために
  1 子どもの育ちを改善するために
  2 自園の保育の実態をとらえ,改善の方策を探る
第2章 保育実践の改革
 第1節 幼稚園における「プロジェクト型の保育」
     導入の試み
  1 チャレンジした保育改革
  2 レッジョ・エミリアのプロジェクト型の保育の
    紹介から実践の導入までの方法
  3 保育改革をする際の難しさや課題
 第2節 子どもたちの意見から立ち上げたプロジェクト
     活動
  1 「おばけ」をテーマにしたプロジェクト活動に
    いたるまで
  2 脚本の完成から練習のようす
  3 まとめ
第3章 音楽・テレビから活動のテーマが生まれるとき
 第1節 ロバの音楽座の「ガランピーダンス」をもとに
     したプロジェクト活動
  1 コンセプトマップの作成
  2 まとめ
  3 テーマのあるプロジェクト型の保育を通して感じた
    問題点や今後の課題
 第2節 テレビドラマ「踊る大捜査線」のごっこ遊びから
     発表会の劇へ
  1 この実践の特色
  2 ごっこ遊びから運動会の種目へ
  3 運動会で行なった「踊る大捜査線 キッズ」の内容
  4 劇遊びへの展開
  5 家庭でのようす
  6 ディスカッションの一場面
  7 この実践で,子どもたちがどのように育ったか
  8 発表会を終えて
第4章 ふだんの「ごっこ遊び」から発表会の劇へ
 第1節 『おしいれのぼうけん』の絵本から発表会の劇へ
  §その1 『おしいれのぼうけん』
  1 ねずみばあさんごっこ Part1(6月上旬)
  2 反省・評価
  3 ねずみばあさんごっこ Part2(10月上旬〜11月)
  4 生活発表会に向けての活動
  5 反省・評価
  6 成果と課題
 §その2 オリンピックごっこ(5歳児)
  1 「オリンピックごっこ」のよさは何か
  2 子どもたちの状況と,保育者の準備
  3 個々の遊びをまとめてオリンピックごっこに
  4 反省・評価
 第2節 『3びきのやぎのがらがらどん』
  1 クラスの「ねらい」
  2 遊びの中で育つ子どもたち
  3 お楽しみ会(12月)
  4 お楽しみ会を終えて
第5章 意見を言う・仲間と考える
 第1節 三輪車を借りたい
  1 テーマが生まれたきっかけ
  2 問題発生後の保育者の対応と,その後の
    子どもたちの姿
 第2節 どうやったらフタが閉まるかな?
  1 問題の状況
  2 保育者の意図
  3 保育者からの呼びかけ
  4 経験から決まった約束
第6章 保育カリキュラムの作成と評価
 第1節 カリキュラムとは
 第2節 時代の変化に対応するカリキュラム
 第3節 保育カリキュラム「教育課程」の作成
  1 保育の基本となる教育課程の作成
  2 教育課程作成の新しい理解
  3 教育課程の充実は子どもや保育者の評価から
  4 プロジェクト型カリキュラムの作成と評価

■第2部 視野を世界に広げよう
      −世界の幼児教育は今!−
第1章 レッジョ・エミリアの保育:探究・表現・対話
 第1節 主題選びと保育者の関与
  1 選択は子ども主導で
  2 予備調査からの出発
  3 文脈の提起と主題の選定
 第2節 子どもの探求と思考
  1 自前の思考の重視
  2 プロジェクトにおける仮説,解釈,理論
  3 前提をなす学習観
 第3節 何のために何をどう表現するか
  1 アトリエの重要性
  2 プロジェクトに埋め込まれたアート
  3 探求学習における図像的表現の役割
 4 プロジェクトにおける美的創造
 第4節 関係性と対話
  1 小集団における対立と自己相対化
  2 プロジェクトにおける探求と対話
 第5節 ドキュメンテーションと自己評価・相互評価の
     システム
  1 再訪の手段
  2 評価の焦点と目的
  3 相互評価の難しさ
  4 自己評価からの出発
  5 もう1つの目的
 第6節 おわりに
第2章 スウェーデンにおけるテーマ活動
 第1節 保育における「学び」へのアプローチとしての
     「テーマ活動」
  1 「保育のための教育プログラム」
     (『保育指針』1987年3月刊行)
  2 新「保育カリキュラム(Lpf?98)」
     (「教育要領」1998年8月1日施行)
 第2節 スウェーデンにおける保育方法の変遷
  11900年代 21920年代 31930年代 41950年代
  51960年代 6 1970年代と1980年代
 第3節 「テーマ活動」の方法
  1 子どもの「世界」へのアプローチ
  2 保育計画の立て方
 第4節 「テーマ活動」の実践例:お店(抜粋)
  1 ねらい(目標:課題)
  2 子どもたちの「世界」(聴き取り)
  3 値札の役割
  4 お店へ買い物に行く(テーマの展開)
  5 広告の役割
  6 評価
 第5節 保育における「学び」の方法
第3章 アメリカにおけるレッジョ・エミリア保育の広がり
 第1節 アメリカの保育カリキュラム
  1 構成主義
  2 進歩主義
 第2節 アメリカとレッジョ保育の相違点
  1 子ども観
  2 カリキュラム
  3 保育実践の記録(ドキュメンテーション)
  4 保育者の資質
第4章 OMEP(世界幼児教育・保育機構)の活動からみた
    幼児教育の動向
 第1節 OMEPについて
 第2節 OMEP日本委員会の活動
 第3節 最近のOMEPの活動
  1 『OMEPジャーナル』2003年版から
  2 『21世紀における保育
 第4節 国際研究(0歳から3歳の遊びと学び)について
第5章 プロジェクト・アプローチとは何か
 第1節 背景と目的
 第2節 トピックの選定
  1 子どもの興味,先行経験,能力,理解力,心情,
    性質を考慮する
  2 クラス全体の子どもの興味にかなうトピックに
    こだわらない
  3 子どもたちとの話し合いでトピックを決定する
  4 トピックを祝日や行事と結びつけない
  5 保育者の興味や関心からトピックが生まれる
 第3節 プロジェクト・アプローチの実際
  1 計画
  2 調査
  3 評価
 第4節 プロジェクト・アプローチのウェブサイトについて
  1 プロジェクト・アプローチのウェブサイト
  2 プロジェクト・アプローチの実践例
  3 「チョウチョ」をトピックにしたプロジェクト・アプ
    ローチの実践例
  4 実践事例「チョウチョ」の感想・意見

■第3部 変革期の幼児教育
第1章 変革期の幼児教育を支える教師・保育者養成
 第1節 教育改革の方向
  1 プロジェクト型の保育
  2 カリキュラム概念の違いは教師の構えの違い
  3 保育場面でみるべきものは何か
  4 保育の構えを柔軟にする
 第2節 学生に「プロジェクト型の保育」の体験を
  1 音楽でのコミュニケーション
  2 遊びの中でルールが作られる。遊びが発展するときも,
    そこに新しいルールが生まれている
 第3節 「プロジェクト型の保育」を想像してみる
  1 保育を想像するための「手だて」
  2 インタビューの記事
  3 まとめ

資料1 「ヨウチエン:日本の幼児教育,その多様性と変化」
資料2 「子どもの心といきいきとかかわりあう:プロジェ
    クト・アプローチ」