成人のアタッチメント もくじ

監訳者まえがき


第 I 部 導入―成人アタッチメントにおける新たな方向性と課題―

1章 アタッチメント理論―その基礎的概念と現代的諸問題―
   アタッチメントの基礎的概念
   現代的諸問題
   結び:これから注目される研究テーマ

第 II 部 生涯を通じたアタッチメント・プロセス
     ―連続性,不連続性,変化,測定問題―

2章 自己報告式アタッチメント測度は何を測定しているのか
   アタッチメント・スタイルの自己報告と潜在的・無意識的
   レベルで関連するもの
   アタッチメント軽視型やとらわれ型の情報処理方略
   アタッチメント対象,相互作用,そして関係性についての語り
   アタッチメント・スタイルにおける自己報告の個人差についての
   社会的に観察可能な性質
   アタッチメント・スタイルの自己報告式測度の弁別的妥当性
   自己報告されたアタッチメント・スタイルの発達的起源
   結論
3章 アタッチメントが形成されるということは何を意味しているのか
   理論的背景
   行動レベルのアタッチメント
   認知レベルのアタッチメント
   生理レベルのアタッチメント
   情動レベルのアタッチメント
   結論
4章 アタッチメントの持続性と変化を概念化し検討するための
   ダイナミックシステムアプローチ
   発達の道筋と水路づけについての概念
   持続性と変化のダイナミクスのモデル化
   人格発達におけるホメオレーシス過程のモデル化
   Bowlbyのダイナミックメカニズムの実証研究
   結論
5章 成人期のアタッチメント・セキュリティの変化についての予測因
   幼年期のアタッチメント・セキュリティにおける変化
   成人期のアタッチメント・セキュリティにおける変化
   成人アタッチメント・セキュリティにおける変化の予測変数に
   関する現行のモデル
   将来的な研究のための問題点
   臨床的介入のためのアタッチメント変化モデルの意味
   結論

第V部 アタッチメントの個人内側面―認知組織,構造,情報処理―

6章 成人期におけるアタッチメントの安定性を基盤とした
   自己表象―内容とプロセス―
   アタッチメント対象の利用可能性とアタッチメントの安全性の
   感覚,そして感情制御
   アタッチメント対象の利用可能性と安定性を基盤とした方略,
   そして自律的な自己
   アタッチメントの安定性を基盤とした自己表象:定義と基本的前提
   アタッチメント対象との関係における安定性を基盤とした自己表象
   安定性を基盤とした自己世話の表象
   結論と課題
7章 アタッチメント作業モデル―新たな展開と課題―
   幼児期から成人期までの作業モデル
   作業モデルの内容
   作業モデルの構造:複雑な表象的ネットワーク
   成人期における作業モデルの機能
   結論
8章 アタッチメントにおける精神生物学的観点
    ―生涯にわたる健康への示唆―
   Bowlbyとアタッチメントの精神生物学
   アタッチメントと健康を結びつける情動
   経路1:初期のアタッチメントの関係性がストレス
       統制システムを「調律」する
   経路2:アタッチメントと長期的な情動経験の
       生理機能に及ぼす影響
   結論

第III部 アタッチメントの個人間側面
     ―親密性,葛藤,ケアギビング,満足感―

9章 成人の親密な関係における葛藤
    ―アタッチメントの視点から―
   成人アタッチメントに対する葛藤の重要性:アタッチメント
   過程理論的予測と実証知見
   関係的文脈の緩和効果
   今後の研究に向けた考察と結論
10章 成人期における対人関係上の安全な避難場所と
    安全な基地としてのケアギビング・プロセス
   アタッチメント・探索・世話の相互作用
   安全な避難場所としてのケアギビング・プロセス
   安全な基地としてのケアギビング・プロセス
   総合的モデル
   安全な避難場所のプロセスに関する実証的知見
   安全な基地のプロセスに関する実証的知見
   今後の研究に向けて
   結語
11章 ストレス状況下における成人アタッチメントと関係機能
    ―葛藤や攻撃に対するパートナーの反応の理解―
   葛藤や関係上の違反に対する対処
   困難な状況に対する対処
   一般的考察と結論

第X部 臨床的・応用的課題―心理療法,精神病理,精神的健康―

12章 アタッチメント理論―カップルの関係性を癒すための指針―
   アタッチメント理論はカップルセラピストに何を教えるのか
   変化のスナップショット
   アタッチメントの傷つき:アタッチメント再形成の行きづまり
   アタッチメントの傷つきを癒す
   関係の科学から関係を修復する科学へ
13章 アタッチメント関連性トラウマと心的外傷後ストレス障害
    ―成人期の適応に及ぼす影響―
   アタッチメント関連性トラウマの発達的視点:アタッチメント
   対象のアヴェイラビリティに対する脅威を感じること
   トラウマティックな出来事の解決の失敗
   アタッチメントとトラウマの解決
   要約と将来の方向性
14章 不安的アタッチメントと抑うつ症状―対人関係の展望―
   成人のアタッチメント志向
   成人のアタッチメントと抑うつ
   アンビヴァレンスの対人関係モデルと抑うつ症状
   親とのアタッチメント経験と大学生活への適応
   親への移行
   結論
15章 アタッチメント・スタイルと個人内適応
    ―青年期から成人期前期への長期研究―
   アタッチメント理論とアタッチメント・スタイル
   アタッチメント・スタイルの個人差と個人内適応
   本研究の目標
   本研究の背景と方法
   研究課題と分析の概観
   要約と議論


文献
人名索引
事項索引