理科大好き!の子どもを育てる もくじ

第1章 理科大好きの子どもを育てる12の原則
 1節 身体的動きの原型から発する
  1.学習の最も基本的なこと
  2.知識の最も根本にあること
  3.形の基盤は物理的かかわりにある
  4.身体的経験のベースをつくる
 2節 自然への気づきは恣意的なものではない
  1.子どもの多様な気づきから
  2.存在の確かさから
  3.多様な中の普遍性
 3節 驚異の念を保持する
  1.驚異という念
  2.探し出す・発見する
  3.答えられない問いが問題を豊かにする
 4節 好きなことから注意を育てる
  1.丁寧に見て取り,好きになる
  2.好きであることを多様な活動につなげる
  3.表面的興味から探求的関心へ
 5節 日常世界の見方を変える
  1.オカルト的迷信が広がっている
  2.まずは日頃の生活での視野を広げることから
  3.日常の出来事を見る科学の目を育てよう
 6節 ものをつくり出し,組み立てる
  1.ものをつくることからしくみの理解へ
  2.ブラックボックス化の中でものづくりを復活する
  3.情報技術とものづくりの統合へ
 7節 抽象への移行を支える心的モデルをつくる
  1.心的モデルの形成と抽象化
  2.モデルの形成を助ける原型的事態
  3.物理・化学・生物・地学モデルの違い
 8節 科学的探索の技能を教える
  1.思考を技能が支える
  2.問いかける技能
  3.検証する技能
  4.整理し報告する技能
 9節 知識を組み替えていく
  1.学びは知識の組み替えである
  2.問題解決をとおして柔軟な組織化を行なう
  3.知識の裾野の広がりをつくり出す
 10節 熟達のモデルに出会う
  1.専門性の向上としての先達者との出会い
  2.科学は専門的実践である
  3.高度な知識形成は人格と志に根ざす
 11節 学びを尊重する文化を育てる
  1.学びを尊重する文化の中で育つ
  2.自然への興味と話題が広がる
  3.科学的合理性と追求を大事にする
 12節 適時に学び,早期に展望し,遅く理解する
  1.適時性は脳・知識・生活などの特性による
  2.芽ばえが多数あって次の獲得が可能となる
  3.生涯にわたる科学性の成長へ

第2章 自然に対する感性と驚きから理科へ
 1節 理科の復権―科学に愛と信念を―
 2節 恐ろしい自然
     ―ベテラン理工系研究者の生い立ちから―
 3節 理科が科学へ橋渡す感性
     ―専門分野と世代にみる自然に対する感性―
 4節 「空は空。ただの空」
     ―現代中高生の自然に対する感性―
 5節 センス・オブ・ワンダー
     ―事物に対する子どもたちのまなざし―
 6節 さまざまな事物にかかわる活動への
    まなざしから科学へのまなざしへ
 7節 理科の再生に向けて
     ―科学に信頼と未来への希望を―

第3章 理数科の才能を育てる
 1節 理数科の才能にまつわる迷信
  1.迷信その1
  2.迷信その2
  3.迷信その3
 2節 理数科が好きになる
  1.なぜだろう
  2.がんばり続ける
  3.つくり出す
 3節 理数科がもっと好きになる
  1.才能が開花する過程
  2.才能が育つ
  3.才能の育成
 4節 おわりに

第4章 算数・数学大好きの子どもを育てる授業のデザイン
 1節 はじめに
 2節 算数・数学大好きの子どもの学習動機の構造と発達
  1.算数・数学の動機づけの構造を探る
  2.算数・数学の動機づけについての調査結果と考察
  3.まとめ:小学校から中学校への移行期における
    算数・数学の動機づけの発達的変化
 3節 算数・数学大好きの子どもを育てる指導
  1.熟練教師とは
  2.子どもの既有知識を説明に生かす
  3.子どもの既有知識を授業構成に生かす
 4節 動機づけを高める授業のデザイン
  1.理数系教科の動機づけと学習行動・意識との関連
  2.理数系教科の動機の高い子どもの特徴とその背景
  3.授業のデザイン

第5章 科学的興味・関心を育む教育実践
 1節 「理科嫌い」ではなく「勉強嫌い」
  1.小・中学生の意識
  2.理科は「好き」
  3.勉強嫌い
 2節 「なんで勉強する必要があるの?」という
    疑問が生まれるとき
  1.難しくなったとき,できないとき
  2.「楽しい」のもつ強さ
  3.理科の時間だけじゃない
 3節 実験・体験・実体験
  1.子どもの本音「やっぱり身体を動かしたい」
  2.教師の本音「理科の時間だけじゃ間に合わない」
  3.「総合的な学習の時間」で実体験!
  4.ある小学校の実践
 4節 理科的活動の本領発揮
  1.「あっちこっち」を「こっち」に
  2.「こっち」はどっち?
 5節 おわりに

第6章 インターネット使用と子どもの能力
 1節 はじめに―高度情報通信時代を生きる子どもたち―
 2節 インターネット使用が学習面に及ぼす影響
  1.インターネット使用と情報活用能力の関係
  2.インターネット等のICT使用と学力の関係
 3節 インターネット使用が子どもの適応面に及ぼす影響
  1.悪影響の懸念:生徒・保護者・教員を対象とした調査
  2.インターネット使用と社会的不適応の関係
  3.適応面についてのまとめと今後の課題
 4節 おわりに

第7章 「脳にやさしい」ICT学習環境
     ――音や映像が脳に及ぼす影響を知ろう
 1節 「バベル事件」「ポケモン事件」の教訓
     ―映像の健康影響―
 2節 物質入力と情報入力は脳にとって同じ意味をもつ
 3節 ICT学習環境と脳との適合性は保障されているか
 4節 生理学的研究手法はどの程度の射程をもっているか
  1.脳波を指標とする神経放電の動的応答解析
  2.神経放電の動的応答解析結果に基づく心理実験法の
    見直し
  3.脳イメージング手法による脳機能局在解析
  4.血液・唾液中生理活性物質の動態解析
  5.最適音量調整法を応用した行動的評価法による検討
 5節 映像コンテンツ固有の生理学的評価上の困難とその克服
  1.脳機能計測手法と評価用映像呈示手法との不調和
  2.基幹脳活性の代替指標DBA-indexの開発
  3.評価用コンテンツ設計・制作上の困難
 6節 映像評価への適用の実例
  1.静止画における精細度の違いの生理的・心理的影響
  2.動画における精細度の違いの生理的・心理的影響
 7節 おわりに