ぼくにだってできるさ もくじ

まえがき

序文

第1部 ティーンエイジャー時代の
    ホールウェイハンガーズとブラザーズ

第1章 チャンスあふれる土地における社会移動の欠如
第2章 理論的パースペクティヴにおける社会再生産
 2―1 サミュエル・ボウルズとハーバード・ギンダス
     ――社会階級ごとの学校教育
 2―2 ピエール・ブルデュー
     ――文化資本とハビトゥス
 2―3 バジル・バーンスタインと
     シャーリー・ブライス・ヒース
     ――言語文化資本
 2―4 ポール・ウイルス
     ――「野郎ども」と「耳穴っ子」
 2―5 ヘンリー・ジルー
     ――学校に対する学生の抵抗
 2―6 クラレンドンハイツにおける社会的再生産
第3章 クラレンドンハイツの10代の若者
    ――ホールウェイハンガーズとブラザーズ
 3―1 ホールウェイハンガーズ
     ――「ワルじゃなきゃ生きていけねえんだ」
 3―2 ブラザーズ
     ――きわだつそのまっとうさ
第4章 家族の影響
 4―1 ホールウェイハンガーズの世帯
 4―2 ブラザーズの家族
第5章 仕事の世界
    ――ハンガーズとブラザーズの
      アスピレーション
 5―1 希望にふたをするホールウェイハンガーズ
 5―2 スタート準備万端のブラザーズ
第6章 学 校
    ――競争へむけて準備中
 6―1 従順で同調するブラザーズ
 6―2 教師の悪夢、ホールウェイハンガーズ
 6―3 生徒の行動の底に潜むロジック
第7章 平準化されたアスピレーション
    ――社会再生産は大きな打撃をあたえる
 7―1 ホールウェイハンガーズ
     ――確率を内面化して、自尊心を救う
 7―2 失敗を内面化して、自尊心が刈り取られた
     ブラザース
 7―3 多様性の源泉
第8章 再生産論再考
 8―1 ブルデューをもとに
 8―2 民族誌から理論へ
 8―3 社会光景の中の個々人
 8―4 構造的な制約の中での文化的な自律性


第2部 8年後
    ――低収入で低い結末

第9章 ホールウェイハンガーズ
    ――絶望と向き合って生きる
 9―1 仕事に就いて
 9―2 街頭で働く
 9―3 自身を生み出す
第10章 ブラザーズ
    ――延期された夢
 10―1 労働市場でごまかされて
 10―2 学校に夢中
 10―3 アスピレーションと帰結
     ――何がうまくいかなかったのか
 10―4 良い生活を手探りして
第11章 結 論
    ――大差をつけられ、見捨てられていると
      同時にカースト外で
 11―1 貧困
     ――一つの階級問題
 11―2 人種支配
     ――不公平だが見えない
 11―3 人種対階級
     ――解きほぐすことができるのか
 11―4 構造対主体
     ――「自分以外、だれも責められない」
 11―5 なされるべきは何か
 11―6 階級は無罪放免

付録 本書が出来上がるまで
 付―1 フィールドワーク
     ――疑念・ディレンマ・発見
 付―2 第二の実り
     ―― 一九九七年のフィールド経験に
        ついてのノート

訳者あとがき

索引
文献