質的研究資料の収集と解釈 もくじ

 序文
  質的研究のフィールド
  本書の構成
  本改訂版の準備
  批判に答えて
  フィールドの定義
  質的研究について競合する定義
  誰の革命か?
  本書について
  本書を読むにあたって
  謝辞

 序章 質的研究の学問と実践
  定義上の諸問題
  質的研究の歴史
  質的研究の7つの時期
  過程としての質的研究
  研究対象としての「他者」
  歴史という時代を架橋する:次にやって来るのは何か?

第1部 経験的資料の収集・分析法
 インタビュー
 観察法
 物質文化とその記録を読むこと
 映像的方法の再イメージ化
 自己エスノグラフィーと研究対象としての研究者
 データ管理と分析技法
 コンピュータを用いた質的分析
 発話とテクストの分析
 フェミニズム研究におけるフォーカス・グループ
 応用エスノグラフィー
 結論

 第1章 インタビュー:構造化された質問から
     交渉結果としてのテクストへ
  インタビュー社会
  インタビューの歴史
  構造化インタビュー
  グループ・インタビュー
  非構造化インタビュー
  そのほかのタイプの非構造化インタビュー
  ジェンダー化されたインタビュー
  インタビューの構成と解釈
  倫理的配慮
  インタビューの新しい傾向
  結論

 第2章 観察を再考する:方法から文脈へ
  観察:基本的な仮定
  観察:古典的な伝統
  相互行為の文脈としての観察の再考
  観察研究の倫理的次元
  観察的研究にとっての将来性

 第3章 文書の解釈と物質文化
  書かれた文書と記録
  人工物の分析と社会的経験の解釈におけるその重要性
  物質文化の理論に向けて
  時間の経過における物質の意味
  方法
  裏づけ
  結論

 第4章 映像的方法を再び構想する
     :ガリレオからニューロマンサーへ
  映像的方法と記録された知覚の歴史
  研究写真学による映像的社会科学
  映像ナラティブ
  文化的説明を引き出すこと
  経験とイメージ
  写真学の社会的構成と映像社会学
  映像社会学の本質,そして私たちの今後は?

 第5章 自己エスノグラフィー・個人的語り・再帰性
     :研究対象としての研究者
  概観:ハンドブックというジャンルを拡張する
  自己エスノグラフィーへの誘い
  自己エスノグラフィーとは何か
  なぜ個人的語りが問題となるのか
  自己エスノグラフィーを実践する:考慮すべき論点
  自己エスノグラフィーを実践する:方法と様式
  自己エスノグラフィーを正当化し拡張する
  (1年後のこと)

 第6章 データ処理と分析方法
  テクストとは私たちのことである
  用語やフレーズを収集し分析すること
  フリーフローイング・テクストを分析する諸方法
  境界を取り壊していくこと
  次は何か?

 第7章 ソフトウェアと質的研究
  質的研究におけるコンピュータ利用,その小史
  ソフトウェアにできること・できないこと
  質的データ分析ソフトウェアのタイプと機能
  ソフトウェアの賢い選び方,あなたの場合
  この領域における論争
  将来
  結論

 第8章 発話とテクストを分析する
  インタビュー
  テクスト
  発話記録(逐語記録)
  結論

 第9章 フェミニズム研究におけるフォーカス・グループ
  フォーカス・グループの歴史
  フォーカス・グループ,ポストモダニズム,フェミニズム
  他者化を閉鎖することによる社会変革の促進
  集合的証言としてのフォーカス・グループの使用
  社会・経済的に低い階層の有色女性の研究に
  フォーカス・グループを用いること
  フォーカス・グループと有色女性にとっての
  エンパワーメントの倫理
  フォーカス・グループの将来

 第10章 応用エスノグラフィー
  エスノグラフィー的アプローチの初期における応用
  静態から過程へ
  応用エスノグラフィーの種類
  応用エスノグラフィーにおける主要な諸問題
  要約

第2部 解釈・評価・表象の技法と実践
 質的研究の評価規準
 解釈の実践とポリティクス
 探求としての著述
 人類学的詩学
 質的なプログラム評価の実践と課題
 政策に対する質的研究の影響
 結論

 第11章 相対主義時代における規準の問題
  歴史的背景
  疑似−基礎づけ主義からの応答
  転換
  対話を変える
  要約

 第12章 解釈の実践とポリティクス
  個人的で市民的なジャーナリズム
  パフォーマンス・エスノグラフィー
  モンタナ州レッド・ロッジ――経験とパフォーマンス
  有色の美学と批判的人種理論
  未来へ

 第13章 書く:ひとつの探究方法
  文脈の中の著述
  書く練習

 第14章 人類学的詩学
  民族詩学
  文学的人類学
  人類学的詩
  結び

 第15章 評価による社会的プログラムの理解
  プログラム評価の文脈
  質的なプログラム評価の位置づけ
  質的に行なわれた評価の正当化の論理
  質的に行なわれる評価の実践
  質的評価の推移
  今後の方向性について

 第16章 質的研究から政策への影響
  政策意思決定の本質
  政策周期と質的研究
  政策形成
  政策実施
  政策説明責任
  政策手段
  結論