ロールシャッハテストはまちがっている
もくじ

第1章 心を映すエックス線:ロールシャッハテストの威力
 ロールシャッハ・スコアの目隠し分析
 このロールシャッハテストの結果は正しいか
 ロールシャッハテストと子どもの性的虐待疑惑
 ロールシャッハテストの秘密
 本書の目的と構成
 各章の内容
 本物の図版は本書にはない

第2章 テストの誕生:ロールシャッハ・インク図版
    テストの始まり
 クレクスと彼のインク図版テスト
 ロールシャッハの中心的な考え:運動,色彩,体験型
 運動,色彩,体験型は星占いのようなものにすぎないか?
 ロールシャッハテストのその他のスコア
 研究者としてのヘルマン・ロールシャッハ

第3章 ロールシャッハテスト,アメリカに渡る
 アメリカにおけるロールシャッハテストの先駆者たち:
  ベック,ハーツ,クロプファー
 ロールシャッハテストの魅力
 ロールシャッハテスト以前:
  アメリカの心理測定アプローチの始まり
 ベックとクロプファーの間の亀裂
 テストについての新しい考え方

第4章 ロールシャッハテストの栄光の時代
 なぜロールシャッハテストは1940年代に急にブームに
 なったのか
 1940年代における臨床心理学の変質
 投影法の大行進

第5章 どれを選んだらよいのか:ロールシャッハ
    テスト流派の乱立
 ロールシャッハテストのサイン解釈法
 ロールシャッハテストに対する内容解釈法
 新しいロールシャッハテスト解釈法:ピオトロウスキ,
  ラパポート,ボーム
 高齢になった開拓者たち:ベックとクロプファー

第6章 科学者たちがロールシャッハテストを吟味する
 全体解釈の失敗
 予想外の問題の表面化

第7章 ロールシャッハテストの危機
 臨床的妥当化の錯覚
 ロールシャッハテスト名人,占星術師,読心術師
 集中砲火を浴びるロールシャッハテスト
 ロールシャッハテストは次にどこへ

第8章 よみがえったロールシャッハテスト:
    ジョン・E・エクスナーの包括システム
 ジョン・E・エクスナーと統合的ロールシャッハ法の考え方
 方法の統一
 包括システムの大成功

第9章 包括システムの真相
 初期の警告サイン
 包括システムをめぐる論争

第10章 それでも救世主を待ち望む:ロールシャッハ
     テストの未来
 ロールシャッハテストの何がまちがっているのか?
 批判を無視して攻めに出る
 ロールシャッハテストと公共の利益
 心理学者への提言

第11章 難破船にしがみつく:なぜ心理学者はあきらめ
     ないのか
 論理と経験の落とし穴
 信仰を守る:パーソナリティ・アセスメント学会からの
  最近の一例

第12章 裁判官,異議あり!:ロールシャッハテストを
     法廷から閉め出す
 司法場面におけるロールシャッハテスト:張り子の虎?
 司法現場におけるロールシャッハテスト:基本的問題
 心理学者の倫理とロールシャッハテストの使用

エピローグ ロールシャッハテストは永遠か

付録

引用文献
索引
訳者後書き