喪失体験とトラウマもくじ

日本語版への序
第1章 序論:喪失とトラウマの研究とは  
 1節 社会心理学的アプローチ  
 2節 定義  
 3節 重大な喪失を定義するうえでの微妙な差異  
 4節 広範囲にわたる文献  
 5節 人が意味を構築することを強調する  
 6節 喪失体験の文脈を説明すること  
 7節 喪失の“多重衝突”を経験すること  
 8節 基本概念一式の説明  
 9節 トラウマ:概念的背景  
 10節 何か“あるべきものがないと思うこと”:喪失とトラウマの中心となる経験 11節 結論:重要な基本原則  
第2章 愛する人を死によって失う  
 1節 愛する人の死  
 2節 死別反応に関する文献研究  
 3節 さまざまな悲嘆の反応  
 4節 わが子の死  
 5節 配偶者あるいは大切な人の死  
 6節 親の死  
 7節 子どもの悲嘆  
 8節 基本概念の整合性  
第3章 関係解消と離婚  
 1節 離婚の文化  
 2節 変容する道徳観:消えつつあるスティグマ  
 3節 情緒的離婚を定義する  
 4節 未婚の関係解消と離婚との比較  
 5節 悪化した関係が終結しないとき  
 6節 関係解消に向けての動き  
 7節 原因の不確かさを受け入れる  
 8節 離婚についてのゴットマンの分析  
 9節 愛想尽かしのプロセス  
 10節 関係終結に向かう経過についてのヴォーンの分析  
 11節 誰が一番苦しみ,誰が一番苦しまないのか?  
 12節 不貞  
 13節 離婚をしてからその後のこと:独身のままでいる  
 14節 再婚を決意する  
 15節 健康  
 16節 過ぎ去りし愛の鮮烈なる記憶  
 17節 子どもたちへの影響  
 18節 ウォラースタインの“離婚の予期せぬ遺産”論争  
 19節 結語:離婚と関係解消の将来像  
第4章 病気やけがによる喪失  
 1節 慢性的な苦痛,病気,および障害  
 2節 人生の初期や中年期に起こる事故や病気による喪失  
 3節 大事故による喪失  
 4節 慢性的な病気や障害で“マーキングされた”人々  
 5節 加齢と健康の喪失  
 6節 介護者  
 7節 けがや病気による喪失に対処する際の勇気  
 8節 結語  
第5章 失業とホームレス  
 1節 雇用の喪失  
 2節 仕事に関連する他の喪失問題  
 3節 貧困者とホームレス  
 4節 結語  
第6章 自殺  
 1節 自殺の広がり  
 2節 歴史的覚書  
 3節 助けを求める叫び  
 4節 友人の自殺思考に直面したらどうするか  
 5節 自殺の現代的問題  
 6節 自殺の意味  
 7節 病因論:“精神痛”と抑うつ的苦悶  
 8節 病因論:生物学的ケース  
 9節 自殺のダイナミクス:意図の手がかり  
 10節 自殺と高齢者  
 11節 自殺と精神病  
 12節 自殺についての謬見
 13節 理性的自殺  
 14節 愛する者の自殺へのコーピング(対処行動)  
 15節 インターネットとサポート・グループ  
 16節 結語:自殺が残すもの  
第7章 生涯を通じた喪失と加齢  
 1節 生涯に失うものは多い  
 2節 歳をとれば,失うしかないのか?  
 3節 人生を回想するときのテーマ  
 4節 老いの経験  
 5節 喪失にかかわる主な老いを概観する  
 6節 死別の悲しみと加齢  
 7節 熟年期における喪失とロマンス追求の弁証法  
 8節 高齢者とスティグマ化  
 9節 健康,希望,そして意味の喪失  
 10節 人生の黄昏:誇りと尊厳をもって生きる  
 11節 たび重なる喪失があっても,意志と希望を見いだすこと  
第8章 暴力と戦争  
 1節 暴力と攻撃についての基本的な文献  
 2節 環境要因  
 3節 生物学的要因  
 4節 攻撃性を保つ  
 5節 家庭内暴力についての研究証拠  
 6節 デート暴力の実例  
 7節 性的虐待と再び犠牲になること  
 8節 性のスティグマ化と暴力  
 9節 近親相姦:自己に対する根源的な暴行  
 10節 子どもたちによってなされた暴力  
 11節 戦争がもたらす喪失と悲嘆  
 12節 ベトナム戦争  
 13節 ノルマンディ作戦  
 14節 結語:戦争と暴力の破壊の後に心の平穏を見いだす  
第9章 ホロコーストと集団殺戮  
 1節 アウシュビッツ:悪の象徴  
 2節 ホロコーストの証言  
 3節 ホロコーストを生き延びる  
 4節 ゴールドハーゲンの主張  
 5節 世代の影響  
 6節 アメリカの経験におけるホロコースト  
 7節 ホロコーストを生き延びることにかかわるスティグマ  
 8節 集団殺戮についての一般的な考え  
 9節 20世紀を“最も血塗られた”世紀とするのに果たしたヒトラーとスターリンの役割  
 10節 結語:第2のホロコーストを避ける方法  
第10章 喪失と適応についての国際的な観点:ルーマニアの事例  
 1節 適応に関するより広い観点の必要性  
 2節 歴史的概観  
 3節 喪失のアカウント  
 4節 量的分析から得られた知見  
 5節 個人的観察  
 6節 本研究から得られた知見の限定  
 7節 ルーマニアの状況に関する最新情報  
 8節 結語  
第11章 適応と治療的アプローチ  
 1節 悲嘆することなしに回復することができる人はいるのか?  
 2節 トラウマ的な喪失体験の治療に向けたよりよいアプローチ  
 3節 病理的な悲嘆と複雑な喪の悲しみ  
 4節 サポート・グループ活動  
 5節 心理的トラウマとその複雑さ  
 6節 非公認の悲嘆へのコーピング  
 7節 “静かな喪失”へのコーピング  
 8節 結語  
第12章 関係喪失に対する個人的な適応についての見方:統合的なコメント  
 1節 枠組みを与えることによる理解  
 2節 親しい関係の喪失に枠組みを与えて理解する  
 3節 身体的健康と強靱さ  
 4節 暗黒からの導き  
 5節 死別と格闘する  
 6節 許しを探し求める  
 7節 とまることのない涙  
 8節 心の平穏を見つける  
 9節 主要な考えに関するいくつかの統合的なコメント
引用文献
邦訳文献
人名索引
事項索引
編訳者あとがき