はじめてのジェンダー・スタディーズもくじ

第一章 女と男――ジェンダーから見えてくるもの
 女に見える? 男に見える?/世界は女と男に分かれているらしい/女と男? 日本語では「性別」というけれど/「ジェンダー」という言葉について考えてみる/女らしさや男らしさはどのようにして身につくのか/ルールとしての女らしさ、男らしさ/まとめ――ジェンダーから見えてくる社会

第二章 学校で伝わるジェンダーのメッセージ
 家庭科の歴史――男女共修への歩み/隠れたカリキュラム――ひっそりと伝わるメッセージ/出席簿――女子、男子のどちらが先?/学校で働く人々――英語は女性、数学は男性?/教科書に描かれた女と男――主人公は男性?/教室の中の生徒と先生――先生の注意は男の子に向けられることが多い/ジェンダー・フリー教育――ジェンダーによるゆがみをなくす試み

第三章 恋愛がもつ意味と力
 恋愛とは不思議なもの/恋愛という言葉には歴史がある/あなたは恋愛病かもしれない/恋愛が商品になっている/恋愛は男女平等ではない

第四章 家族の変遷とジェンダーのゆくえ
 家族って何だろう/「近代」という区分/「家庭」という言葉/家族と国家 「良妻賢母」/家族イメージの変容

第五章 主婦とはどういう存在なのか
 「男は仕事、女は家庭」?/増えている働く主婦/近代家族の誕生と主婦/高度経済成長と「主婦への憧れ」/変化していく主婦/あなたは主婦を選択するか

第六章 母性は女性の本能か?
 女性―産む性―母性―育児性という罠/育児性と労働のジェンダー化/母性神話と母親であることのズレ/母性神話はフィクション/今どきの子育て/ジェンダー・フリーな社会における育児

第七章 仕事にまつわるジェンダー・ギャップ
 職場の中のジェンダー・ギャップ/就職セミナーで/「お茶くみ教育」そして研修/昇進、賃金、退職、セクハラ/「雇用機会均等法」と労働条件/「M字型雇用」から見えるもの/したたかな知性の必要

第八章 ジェンダーが強いる身体の役割
 からだ(身体)とは/画一化される「身体」/役割を強いられる「身体」/成熟を押しつけられる「身体」

第九章 ジェンダーとセクシュアリティ
 ジェンダーとセックスとセクシュアリティ/M. フーコーとセクシュアリティ研究/セクシュアリティと近代の日本/同性愛と異性愛/「欲情の着ぐるみ理論」/多様な生き方をめざして

第十章 性暴力とジェンダー 
 性と暴力の結びつき/セックス(性行為)には種類がある/性道徳とジェンダー/性道徳の罪 まずは被害者としての女性にとって/それでは、加害者となった男性にとってはどうか/これから

第十一章  メディアに潜むジェンダー・ステレオタイプ  マスメディアとステレオタイプ/「女子アナ」って?/マスメディアの送り手/ジェンダー化される情報/テレビドラマとマスカルチャー/メディアリタラシー

第十二章 フェミニズムと学問の場
 フェミニズムの歴史/日本のフェミニズム――明治、大正、昭和、そして平成/女性学の登場、そして、ジェンダー・スタディーズへ/女性の視点からジェンダーの視点へ/学問の場の問題――アカデミック・ハラスメント/ジェンダー・スタディーズとあなた

引用文献
索引