心理学ジュニアライブラリ・06・人についての思い込みUもくじ

序章 この本に書いてあること & この本をぜひみなさんに読んでほしい理由
   いきなりですが,……/2問とも正解できなくても……/この本のねらいと内容のあらまし/イメージにとらわれた考え方をすると……/研究に参加した人たちと研究が行われた舞台/どのように入院したのか/入院後のニセの患者の行動/見破られたのか,そして,いつごろ退院できたのか/ニセの患者の行動はどのように解釈されたのか/精神病院での患者としての生活/学問だからといって……/学生さんのレポート:メガネをかけているからといって
1章 あの子はA型,きっと神経質に違いない! ステレオタイプにとらわれた考え方
   ステレオタイプとは/ステレオタイプにとらわれた考え方/さまざまなステレオタイプ/「○○の人は××だ」の○○にあてはまることがらは?/分類すると……/「○○の人は××だ」の××にあてはまることがらは?/お笑いを一席/××から○○をイメージすることもある/こんなステレオタイプについてどう思いますか?/くれぐれも感情的にならないように/なぜステレオタイプにとらわれた考え方は不当なのか:その1――ステレオタイプそのものが妥当でない可能性が高い/「○○の人は××だ」と言えるのは,どういう場合か?/偶然のイタズラはけっこう大きい/妥当ではないと考えられるステレオタイプの例/反証情報/なぜステレオタイプにとらわれた考え方は不当なのか:その2――妥当であったとしても,可能性の問題でしかない/学生さんのレポート:サッカーが好きではないブラジル人もいる/妥当性のないステレオタイプはどのようにしていだかれるのか?/2つの「Why」が大切/現代の血液型による性格判断もルーツをたどれば……/あるスペイン人留学生の日本人観/ステレオタイプにとらわれた考え方の性質
2章 やっぱりあの子は神経質だ! 第一印象やステレオタイプにとらわれた選択的な考え方
   この子の学力は何年生くらい?/で,結局/見たビデオは同じだったのに/第一印象にとらわれた選択的な考え方/選択的な注意/選択的な解釈:その1――だれがしたの?/選択的な解釈:その2―― 何をしているの? 何をしていたの?/選択的な解釈:その3――なぜしたの?/ステレオタイプも頑固/感情にとらわれた選択的な考え方
3章 知識は両刃の剣 ステレオタイプにとらわれた考え方や選択的な考え方が生み出す問題
   両刃の剣/知識は大切/でも,知識は両刃の剣/形も大きさも同じなのに……/ステレオタイプや第一印象も知識の仲間/人の性格や能力などについての知識には悪い面のほうが多い?/ステレオタイプにとらわれた考え方や選択的な考え方の弊害/ステレオタイプは規範や期待を生み出す/ステレオタイプは差別・偏見やグループ間の対立を生じさせる/学生さんのレポート:「先生の子やから」と「先生の子やのに」/松本サリン事件
終章 では,どうしたらいいのか? 読者のみなさんへ 心理学者からのメッセージ
   やっぱりクリティカル・シンキングが大切/クリシンするかしないかで……/では,どうしたらいいのか/ちょっと断っておきますが:イメージも大切/要注意語/学生さんのレポート:要注意語の権化/クリシンのしすぎは毒?/最終的に判断するのは「みなさん一人ひとり」です