心理臨床家のための「事例研究」の進め方もくじ

第1部 事例研究の基礎と倫理

 1章 心理臨床実践と事例研究     
  1.心理臨床における実践
  2.心理臨床における実践研究
  3.実践と研究のジレンマ

 2章 研究法としての事例研究
  1.事例概念と事例研究
  2.人称による事例の分類
  3.事例研究の問いと目的―二つのアプローチ
  4.事例研究における一般化

 3章 職業倫理と事例の扱い方      
  1.職業倫理と情報・資料の扱い方
  2.他の関連領域での倫理綱領と原則
  3.事例報告と守秘義務の相克
  4.トラブルに対する対処と危機管理

第2部 事例の報告と研究のしかた
 4章 心理臨床における記録       
  1.記録を書くということ―なぜ書くのか
  2.何を記録するか
 3.どのように記録するか
  4.いつ記録するか
  5.記録の保存と所属

 5章 事例報告と資料作成の要領     
  1.事例報告の定義と目的
  2.事例報告の際に提出する資料の書き方
  3.その他の注意すべき事項

 6章 事例研究の着想と手順        
  1.事例研究の準備段階
  2.事例研究の視点
  3.事例の呈示のしかた
  4.考察と論文の仕上げ
  5.おわりに
 
 7章 事例のプレゼンテーション      
  1.プレゼンテーションの準備段階
  2.ケース・カンファレンスの場合
  3.スーパービジョンの場合
  4.事例検討会・学会の場合

第3部 事例研究の応用と発展

 8章 家族・グループを対象とした事例研究 
  1.家族・グループを対象とした事例研究の特徴
  2.家族療法の事例研究の方法と実際
  3.グループの事例研究の実際
  4.まとめ

 9章 歴史的人物の事例研究        
  1.事例研究の進め方
  2.資料の質の問題について
  3.解釈の問題
  4.どのような立場から接近していくか
  5.事例研究の実際
 
 10章 PAC分析と「個」へのアプローチ   
  1.私の臨床体験
  2.PAC分析開発の経緯
  3.PAC分析の技法概観
  4.PAC分析のなかで何が起きているのか
  5.事例報告・研究への提言
 
 11章 事例検討・事例研究の経験と工夫を語る  
  1.はじめに
  2.自分自身の体験から―通信分析による事例検討
  3.流れにのってつかんでゆく
  4.事例研究の一つの方向性
 
終章 臨床的リアリティをどう伝えるか     
  1.臨床経験に存在する二層性
  2.いわゆる学会誌論文の諸側面

あとがき