化粧行動の社会心理学もくじ

序章 化粧と顔の美意識
 1 「美しさ」を感じること
 2 普遍的な美と社会的な美──美意識の二型
 3 魅力的な顔の基準の変化と普遍的美
 4 幼さと成熟の特徴
 5 表現する顔
 6 化粧の美意識
 7 隠す化粧と見せる化粧
 8 化粧の自己維持機能
 9 化粧の対人相互作用機能
 10 変身と手直しの意味
 11 化粧行動の科学

第1部 顔と美の行動学

1章 顔のコミュニケーション─相手を知る,自分を知る第一歩─
 1 顔から得られる情報とは何か?
 2 顔の形態的特徴と印象
 3 化粧による印象と表情の変化
2章 動物にみる美の進化
 1 美しくなろうとする本能
 2 知覚偏向説
 3 キンカチョウの足輪
 4 どのような容貌が好まれるのか
 5 不規則な非対称性(FA)
 6 FA研究の問題点
 7 超利己的な分離歪み遺伝子
 8 おわりに
3章 美しさの社会性
 1 美は,見る者の目にある
 2 顔の認知
 3 顔面の構造的特徴と表情
 4 顔の魅力のもたらすもの
 5 化粧の対人コミュニケーション的効果
 6 空間的化粧──香水の効果
 7 情報による影響──思い込みの強さ・ステレオタイプな印象
 8 文化的な違い──社会的脈絡のなかの顔とその魅力
 9 社会的脈絡における顔──研究の視点

第2部 化粧の文化学

4章 化粧の文化誌
 1 化粧とは
 2 日本の化粧文化史
 3 化粧文化の日本的特徴
 4 化粧観,美貌観の国際比較──日本と西欧,東アジアのなかで
5章 装いと変身の化粧
 1 化粧で変身「隠す」と「見せる」
 2 変身のいろいろ
 3 美容整形による変身
 4 刺青・タトゥーによる変身
 5 おわりに
6章 化粧意識と化粧品選好
 1 化粧意識
 2 化粧品の選好

第3部 コミュニケーションとしての化粧

7章 メーキャップのサイエンス
 1 メーキャップのサイエンス
 2 メーキャップの表現
8章 化粧による自己表現─動機,効用,アイデンティティ─
 1 化粧度と化粧の効用感
 2 化粧度とライフスタイル,パーソナリティ
 3 化粧に対する意識と年齢
 4 化粧に対する「気おくれ」
 5 化粧の社会的行動への影響
 6 化粧とアイデンティティ
 7 私的空間と化粧
 8 今後の研究
9章 化粧のもたらす対人魅力
 1 対人魅力の規定因
 2 身体的魅力と対人魅力
 3 態度の類似性と対人魅力
 4 化粧と客観的な魅力
 5 化粧と主観的な魅力
 6 化粧による心理的変化
 7 化粧の状況適合性
 8 まとめにかえて

第4部 化粧と健康

10章 適応力としての化粧
 1 感情の調整行動
 2 化粧の心理学的効果
 3 最近の研究動向と課題
 4 化粧の心理学的効果に関する今後の研究に向けて
11章 高齢者の化粧─化粧と社会参加─
 1 高齢女性と化粧
 2 生活環境と化粧
 3 セルフケアと化粧
12章 スキンケアへの期待の変遷と心理学的効果─容貌の演出・肌の健康・リラクセーション─
 1 スキンケアの歴史
 2 現在のスキンケア意識
 3 エステティックのリラクセーション効果
 4 21世紀のスキンケア

索引