交通行動の社会心理学もくじ

序章 交通行動の社会心理学
 1 交通行動とは何か
 2 交通行動の研究はどのように行なわれるのか
 3 交通行動の研究は何のために行なわれるのか

第1部 人はなぜ事故を起こすのか

1章 交通行動をどう理解するか─その心理学的モデル─
 1 スキルモデルと認知モデル
 2 リスク・ホメオスタシス説
 3 ゼロ・リスク説
 4 脅威回避モデル
 5 主観的効用最大化説
 6 階層的リスクモデル
 7 リスクテイキング行動のモデル
2章 事故傾性と運転適性
 1 事故の個人差の説明
 2 運転適性

第2部 ドライバーは何をどのように見ているのか

3章 ドライバーの注意と情報摂取
 1 注意がドライバーの情報摂取や有効視野のはたらきにおよぼす影響
 2 さまざまな交通状況における情報収集行動
 3 運転経験や加齢にともなう情報収集スキルの向上
 4 情報収集行動の促進・補助システムの将来的展望
4章 ハザード知覚とリスク知覚
 1 はじめに
 2 ハザード知覚とリスクテイキング
 3 個人のハザード知覚を測る─さまざまな測定手法
 4 認知的スキルの獲得と事故防止
 5 ハザード知覚とリスク知覚の関係
 6 認知的スキルの学習から動機づけの問題へ

第3部 ドライバーはなぜあぶない行動をするのか

5章 速度とリスクテイキング
 1 移動速度の生態学的意味
 2 速度と「速度感」
 3 速度をめぐる相互作用とリスクテイキング
 4 速度に関するリスクテイキングの諸問題
6章 車間距離とリスクテイキング
 1 安全指標としての車間距離
 2 ドライバーによる安全車間距離の自己評価と実態
 3 車間距離の心理的背景
7章 追い越しや右左折行動とリスクテイキング
 1 はじめに
 2 追い越し時の知覚能力の問題
 3 追い越し事故の分析
 4 右左折時の事故と対策

第4部 社会的行動としての運転を考える

8章 カーコミュニケーション
 1 はじめに
 2 カーコミュニケーションのチャンネルと内容
 3 経験によるカーコミュニケーションスキルの向上
 4 ディスコミュニケーションと攻撃行動
 5 カーコミュニケーションの将来的展望
9章 攻撃とモデリング
 1 交通場面での攻撃性
 2 運転における攻撃性の測定
 3 運転と攻撃性
 4 運転における攻撃性のコントロール
 5 運転行動とモデリング
 6 社会的行動としての運転

第5部 よき車社会をめざして

10章 子どもへの交通教育─効果的な教育プログラムと支援システム─
 1 子どもへの交通教育の基本的枠組み
 2 教育目標として何が重要か
 3 効果的な教育法
 4 教育を支えるシステム
11章 ドライバーへの運転者教育
 1 運転者教育の機会
 2 運転者教育教材と教育方法
 3 今後の安全教育に必要なもの
 4 運転者教育の方向
12章 交通システムと人間
 1 交通システムにおける人間の役割
 2 事故の人的要因
 3 事故回避のための自動車設計と環境の整備

索引