いじめられた知識からのメッセージもくじ

第T部 新しい「興味・関心・意欲」に向けて

第1章 子どもの疑問から授業を始めればよいのか─「学んだあとの疑問」の大切さ
 古いタイプの授業からどう脱却するか
 「教師主導」をやめればよいという答え
 子どもが問いを作れば問題は解決するか
 複数の手だてを考える必要性
 教師が発する問いの役割
 「教師主導」批判の盲点
 「プロセスでの主体性」と「学んだあとの主体性」
 【授業づくりの例】…学んだあとの「疑問」探し
第2章 「調べ学習」で子どもの認識は深まるか─学びがいのある内容を調べるには
 「水とくらし」での「調べ学習」
 何かが足りない
 「お店の仕事」で何を調べるか
 K先生の授業…調べ学習も取り入れて
 学びがいのある内容をそれにふさわしい方法で
 【授業づくりの例】…基本的な法則をもとに調べる学習
第3章 子どもを生き生きさせるのは何か─子どもが動く「世界の探検」
 てんびん作り(A先生)
 重さの世界を探検させたい(K先生)
 K先生の授業のようすから
 二人の教師の授業のちがい
 【授業づくりの例】…生き生きした探検活動
第4章 自由な表現活動で読みは深まるか─豊かな表現活動のために
 表現活動は授業を活発にするか 
 いろいろ考えて動作化してみたくなるようにする
 動作化によって理解を深める
 教師自身も考えよう
 【授業づくりの例】…考えて表現し、表現して考える
補説 「興味・関心・意欲」と「知識」の関係
 二つの因果モデル
 「興味・関心・意欲」とは「予感の成立」だ
 これまでの授業、これからの授業

第U部 授業のおもしろさを考える

第5章 「知識」は「情操」の敵なのか─情操をはぐくむには
 七夕行事で情操教育?
 七夕はなぜ七月七日なのか?
 本能寺の変の夜
 二種類の神秘感
 【授業づくりの例】…知識による情操教育
第6章 おもしろさとは何か─エンターテインメントとインタレスト
 アイディア道具のおもしろさ…エンターテインメント
 「発見ポケット」のおもしろさ…インタレスト
 「ジャガイモ ホカホカ 北海道」のおもしろさ
 「例外」はインタレストを生み出すひとつの方法
 【授業づくりの例】…インタレストを重視した学習
第7章 ゲーム・クイズが切り札なのか─現実世界のしくみ・ルールに楽しく迫る学習活動を求めて
 授業とゲーム・クイズ
 ゲーム・クイズのおもしろさ
 「おもしろい」ゲームの落とし穴?
 インタレストのおもしろさがあるゲーム・クイズとは
 シミュレーションゲームのむずかしさ
 「ひふのはたらき」の場合
 【授業づくりの例】…インタレストにつながるゲーム
補説 おもしろさが生まれるメカニズム
 ラクダ・ライオン・「子ども」の段階
 甘い味付け
 素材の味を味わうこと
 素材の吟味を

第V部 新しい「知識学習」のために

第8章 本質的な知識とは何か─基本的なルールを知ることで興味・関心が生まれる
 五歳児Nちゃんのルール学習
 ものの三態変化
 水の三態
 教科書ではどうなっているか
 【授業づくりの例】…本質的なルールを学習する
第9章 生きた知識はどう作られるのか─知識は使うためにある
 「まとめておしまい」型の授業
 「まとめておしまい」型授業の弊害
 使い勝手がよいとルールの確信度が高くなる
 ルールを使うと楽しくなる
 ルールを楽しく使うための事例の特徴
 【授業づくりの例】…ルールを使う授業
第10章 「知識偏重」とは本当なのか─大切な知識を学ぼう
 企業活動の主目的は?
 学校で教えられているいくつかの概念
 【授業づくりの例】…納得のいく筋道で学習する
補説 知識が成立するプロセス
 「忘れやすい知識」と「忘れにくい知識」
 学ぶとは頭の中に「日記」を作ることだ
 知識が「興味・関心・意欲」を生み出す理由
 知識と子どものかかわりを作るために
おわりに 「知識偏重」から「知識尊重」へのプロローグ