空間に生きるもくじ

序 空間認知の発達研究とその意義
 1.子どもの生活空間の拡大と空間認知の発達
 2.空間認知の発達研究における主要テーマの史的変化
 3.本書が生まれるまで
 4.本書のねらいと構成

第T部

1章 そだつ◎乳児の空間認知
 §1 乳児は空間をどのようにとらえているか
 §2 乳幼児の視知覚と活動空間の発達
2章 わかる◎他視点の理解
 §1 他視点取得とは
 §2 他視点取得を構成するもの
 §3 視点の認識をとらえる
 §4 他視点取得理論の構築に向けて
3章 えがく◎二次元空間の認知
 §1 スクリブルがもつ可能性
 §2 弁別訓練としての初期描画
 §3 子どもの表現活動
4章 まなぶ◎空間関係の認知の指導
 §1 平面──子どものつまずきの分析からみた空間の指導
 §2 平面と立体(展開図の指導)
5章 さがす◎探索行動と空間認知
 §1 探索行動の始まり
 §2 探索行動の誤り
 §3 探索行動の効率化
6章 うごく◎日常生活空間の認知と目的地への移動
 §1 日常生活空間についての認知発達
 §2 目的地への移動
7章 まよう◎空間認知の個人差
 §1 道に迷う人,迷わない人
 §2 方向感覚の個人差
 §3 空間能力とは
 §4 空間認知の個人差・性差に関わる要因
8章 あそぶ◎あそびの行動と空間
 §1 幼児施設における滞留行動と遊び空間
 §2 遊具空間における遊び行動
 §3 遊びやすい空間の構造
9章 むれる◎人間の生活空間と空間認知
 §1 つきあいに最適な距離
 §2 過密空間が社会的行動に及ぼす影響
 §3 社会生活における空間の意味について
10章 ささえあう◎障害と空間認知
 §1 視覚系の神経解剖学とその機能
 §2 空間知覚の障害
 §3 空間情報処理の障害
 §4 動物実験からみた空間認知障害
 §5 子どもの空間認知障害と今後の課題
11章 おいる◎病理と空間認知
 §1 はじめに
 §2 アルツハイマー型痴呆の症例
 §3 アルツハイマー型痴呆と空間認知と行為の障害
 §4 加齢による変化
 §5 おわりに

第U部

12章 空間認知研究の歴史と理論
 1節 われわれの暗黙の前提─物理的空間と心理的空間の区別─
 2節 空間をめぐる哲学的思索のはじまり─ギリシアからヨーロッパ中世へ─
 3節 空間をめぐる哲学的思索の展開─ルネサンス以降─
 4節 哲学的空間論から空間の心理学的研究へ
 5節 空間認知発達のグランド・セオリー:ピアジェの理論
 6節 大規模空間表象の発達の理論
 7節 まとめに代えて:「理解される空間」の研究から「生きられる空間」の研究へ
13章 研究法法
 1説 本章の概念的なレイアウト
 2説 各方法についての項目別概略

重要用語集
引用(参考)文献
あとがき