認知心理学者 教育を語るもくじ

序文

第一部 知識の獲得を援助する

1 知識獲得を促す学習指導─「カンピュータ」かデータ重視か─
 知識の獲得としての学習
 知識の獲得(知識を身につけること)と記憶
 知識の記憶と検索のメカニズム
 知識の獲得と学習指導─長嶋監督から学ぶ学習指導─
2 何を伝えるのか、何が伝わるのか
 講義内容の記憶
 記憶と記録
 講義のエピソード記憶と抽象的記憶
 講義の潜在記憶
 実験としての教育改革
3 コンピュータとの関わり方と情報教育
 はじめに
 コンピュータとの関わり方
 コンピュータ教育への示唆
4 真の自己教育力を育てるために
 今なぜ事故教育力か
 自己教育力と学習の動機づけ
 真の自己教育力とは

第二部 思考力を育てるために

1 直観のメカニズム
 直観とは何か
 見かけ上の直観
 本当の直観
 直観力を育てるには
2 想像力から創造力へ
 想像力
 豊かな想像力とファンタジー
 クリエイティブな想像
 想像力から創造力へ─想像性の伝承─
 学校教育における想像力と創造力
3 集団思考の力を伸ばす
 思考力をより広くとらえる
 ひとり思考と集団思考
 集団思考が直面する問題
 集団思考を支えるメタ認知とコミュニケーション技能
 思考訓練の試み
 石倉学級の実践
4 問題解決の学習方略と認知カウンセリング
 認知カウンセリングとは
 学習者の自立のための教授方略・学習方略
 認知カウンセリングの実例
 個別指導における教授の態度

第三部 理解力と表現力を育てるために

1 知の有用性と学ぶことの意義─真の理解力を育てる─
 知は力なり
 メンタルモデル
 公式の意味
 最後に
2 子どもの読みを深める授業
 量を読みこなす授業と読み味わう授業
 読み味わい、読み深める授業の構成
 読みの授業における熟練教師の思考過程
3 説明的文章の表現力とその指導
 もう一つの表現力
 説明的文章の表現力の重要性
 文の表現力の社会的要請
 説明文の表現力の内容
4 表現へのプロセスアプローチ─表現する過程の支援をめざして─
 はじめに
 創造的な問題解決過程としての表現活動
 表現力を改善するための工夫
 表現力を育てる意義

第四部 学習意欲を高めるために

1 「わかる喜び」を求めて
 千代の富士の強さ
 やる気の重要性
 学習活動の目標(意義づけ)のタイプ
 学習活動の目標と学習場面
 「わかる喜び」
 「わかる喜び」と学習活動の目標(意義づけ)
2 「学び」の目標を考える
 学ぶ理由
 記憶の見えない力
 機能としての知識
 二つの目標
3 声援なき教育のすすめ─努力至上主義を問い直す─
 「がんばれ、がんばれ」
 「為しても成らぬ、為さぬは大人の成らさぬなりけり」
 「両刃の剣」としての努力
 声援なき教育のすすめ
4 意欲を育てる個性の評価法
 個性とは
 個性に応じた評価法
 学習導入時における個性の評価

第五部 他者との関わりのなかで自己を確立する

1 教育のなかの「自尊感情」を考える
 自尊感情は教育にいい
 成功体験と自尊感情
 自尊感情の本当の意味
 自尊感情と自律
2 「自分らしさ」の発見に向けて
 「ひらり」と「みのり」
 「現代かしこさ考」再考
 課題解決方略の最適化
 二通りの自己形成
 自分らしい生き方
3 幸福の順延方程式
 「困ったこと」
 幸福の順延方程式
 「できる」ことから「わかる」ことへ
 まさかのための力
 疑似現実感と料理の秘訣
4 実践を通して自己を確立する
 実践(力)とはなにか
 実践力を育てる意義
 実践力を育てる工夫

あとがき